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思考内リゾート

私なりの“実写版『耳をすませば』”感想②

実写版『耳をすませば』について、また語ります。
 
実写版『耳をすませば』鑑賞後、その感想をブログに載せてからしばらくは、他の検索サイトからも閲覧される方が結構いらっしゃいました。
私、そこそこ『ジブリ版耳をすませば』が好きなので、そんな状況下、使命感が湧いて来て『耳をすませば』に特化したブログを新しく作ってそこで語ろうとまで思っていたものでした。
 
しかし2週間以上経った今では実写版『耳をすませば』に興味ある方は、YouTubeや他のブログ、プロのライターさんが書いた実写版『耳をすませば』の感想を見聞きして、どんな出来か・ものかと把握できたようで、今や私のところには『耳をすませば』に関する記事の閲覧はぱったりやみました。
仕方ないですね。情報として知りたいからブログを見る訳で。

前回は“観ました!実写『耳をすませば』感想①”というタイトルで、➁も書く気でいましたが、
私自身もついつい他の方の映画感想やコメントをYouTubeや批評サイト、感想サイトを読んでしまい、同じようなことを書くしかなさそうになるので、ついこの話題から遠のいてしまいました。 
 
(と書いているところになんと昨日、パンフの表・背表紙だけの話の記事の閲覧していただいていました。ありがとうございます。しかしあの記事、裏表紙ななかったので急遽画像入れ込みました…。)
 
しかしそれではと思い、実写版『耳をすませば』で私が感じたこと、書いてみます。
 
①25歳の主人公『月島雫』がメインで、15歳の少女時代のエピソードシーンを挟みながらストーリーが展開するのですが、初めの方の、少女時代の夏休みの学校でのパートは観ていて恥ずかしかったです。
恥ずかしい演技からでなく、50代前半独身男が大きな画面一杯に少女漫画原作のストーリーを観ているという状況を客観的に把握してしまってのことです。
「これは元々少女漫画なんだと忘れていた」と。
いやー、周りは平日午前とあって、ほぼジブリ版からのファンといった私くらい前後の人ばかりで、『周りを気にして』ではないのに、ついそんな気になりました。しかしその後はその自覚が出来たからか普通にのめり込んでいけました。
 
②中学時代のコンクールで歌ったという『翼をください』を天沢聖司(主人公の恋人)のチェロ演奏で雫(主人公)が歌うシーンがどうしても、私の中でジブリ版の主題歌『カントリーロード』となるはずだと思うとなんか耳に入らなかったような。
脳内変換までとはいかなくて、『ここは“カントリーロード”だったら』と歌が頭には入ってこず、ただ何かいい雰囲気で歌われているシーンとしか観れませんでした。それでも、いいシーンだったです、間違いなく。
 
これは私なりの歌変更への無意識の拒絶でしょうか?
この映画の主題歌には『翼がください』が合っていると思っているのに、どうも歌を歌うシーン、いい雰囲気シーンとしか覚えていません。
 
唐突にストーリーとも関係なく、ジブリ版からの脱却のために『翼をください』をぶち込んだならともかく、一応主人公達の思い出の歌、コンクールで歌った歌と言うエピソードになっているので、普通に歌に入り込めるようにはされているんですが(『カントリーロード』のままだったらこの映画ではストーリー自体に変更加えなければいけなくなる感じですね。それこそジブリ版に意図的に寄せなくてはいけない感じで)、やはりジブリ版が好きな者としては、引きづってしまいますね。
 
以上。率直で、素直な感想です。
 
素直な感想ですが、映画そのものを素直に楽しんでいるのかと尋ねられたら、どうなんでしょう????
何やらジブリ版を意識して観てしまっていますが、私的には映画代1900円以上に楽しむことができて良かったです、観て良かったです。あるシーンでは後ろの女性の涙声に釣られてウルっとヤバいところもありましたし。
これは素直に楽しめた内には入れてもいいですね?と自分自身に問う私なのでした。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
 
やはり『耳すま』に特化したブログ作りたい気もしてきたです。
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