痛みは脊髄を通って脳で痛みを感じます。脊髄刺激療法は痛みの信号を脊髄レベルで置き換えます。脳へ信号が届くので、脳卒中後の痛みにも効きます。脊髄刺激療法は慢性的な神経の痛みに効果あります。何にでも効きそうですが、全てに有効ではありません。効かない可能性を考えて治療に踏み込まないことは不利益になることがあります。痛みで歩けない患者さんが歩くことが出来るようになったりします。脊髄刺激療法はリードと電池が必要です。リードのみを体内に挿入し、体の外から実際の電気刺激を送ることが出来ます。そのため、体へのダメージは神経ブロック同様です。後戻り出来る治療なのです。しかもまだまだ発展途上の治療です。現在ある機器でも刺激方法で治療成績はかなり違います。これから出て来る機器だと更に様々な治療が出来そうです。脊髄手術後の痛み、脊柱管狭窄の痛みで整形外科的手術適応なし、下肢の虚血による痛み等では効果が期待出来ます。
今後も様々な治療方法が出て来ると思いますが、興味を持って、しっかり取り組むこと(依存していては効果今ひとつです)が大事です。
今後も様々な治療方法が出て来ると思いますが、興味を持って、しっかり取り組むこと(依存していては効果今ひとつです)が大事です。
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