今までは、脳卒中後の痛みは40~50%の患者さんに効果がある位であった。近年、高エネルギー刺激で70~80%の患者さんに効果が期待出来るようになりました。様々な薬物療法も効果が出にくい痛みです。リハビリに努力出来る患者さんは脊髄刺激療法を検討しても良いかもしれません。
脊髄刺激療法は電荷量で効果が変わって来そうです。以前の方法に比べ、比較的大きな電荷量だと効果ありそうです。解剖学的な位置も重要です。電荷量が大きいときは余分な所に刺激が来やすいので、ヘルツ数を上げて刺激を解りにくくします。そのため、刺激感とは違うメルクマールが必要となります。難しい話題でした。色々解明されて来ましたね。まだまだこれからです。