沖縄・台湾友の会

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ロシア黒海艦隊、六隻の強襲艦をウクライナへ   海軍は140隻、60機を動員して「軍事演習」

2022-01-21 21:40:00 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和四年(2022)1月21日(金曜日)
     通巻7193号 
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(休刊のお知らせ)明日22日(土曜日)と23日(日曜)、小誌は休刊です
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 ロシア黒海艦隊、六隻の強襲艦をウクライナへ
  海軍は140隻、60機を動員して「軍事演習」
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 ウクライナに嘗てない軍事緊張が高まっている。
 バイデン大統領は1月20日に「もしウクライナ侵略がなされたら、ドルとの通貨交換停止を含む強力な制裁措置をとる」とし、EU議会も同様な強硬発言をなした。
 NATOも警戒態勢を敷いている。

 ウクライナ周辺に駐屯するロシア軍は、1月20日現在およそ12万7000人。
 くわえてロシアは黒海艦隊所属の六隻の強襲艦(ミンスク、カリニングラード等)をウクライナ方面へ向かわせている。兵力は一万。またロシア海軍は、近く軍艦140隻、航空機60機を動員して「軍事演習」を行うと発表した。

 一気に戦雲が広がり、トルコのエルドアン大統領もプーチンに冷静を呼びかけた。
 ロシアの論調を見ると「緊張を造りだしたのは西側であり、英国は武器供与を行ったし、ロシアの『生存圏』を脅かしているのはヌーランド国務次官等の策謀によるものだ」としている。

 この『生存圏』(レーベンスラウム)はナチスドイツの愛用した地政学用語。国家が自給自足体制を確保するために政治的支配が及ぶ領土、領海を指す。
戦前の日本でも嘗て『満州は日本の生命線』という標語があったように、ロシアにとって、ウクライナは生存圏という解釈をしていることになる。

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