「7MHzモノバンドホイップの魔改造」というブログ・タイトルが目に留まりました。➩ 引用記事 この記事によると、『 センターロードタイプのホイップ(ダイアモンドのHF40CL)のコイルと給電部の間にある下部エレメントを 1m程のステンレス棒に交換 、(中略)魔改造後はいままで呼んで来なかった弱い局に呼ばれることが多くなった気がします。 』( ブログ原文を引用させていただいております)
当局は記事にあったHF40CL(7MHz)のほか、30CL(10MHz)、20CL(14MHz)、16CL(18MHz)、15CL(21MHz)と、このHF**CLシリーズ 5バンド(5本)のモービルホイップを持っているので、早速実験してみることにしました。
記事に書かれていた【ステンレス棒 5Φ X 1m】を「ホームセンター・グッディ山口小郡店」で1本だけ購入。とりあえずこの1本を差し替えながら、5バンド(5本)のモビホで実験することにしました。なお、価格は1000円(税抜)ほど。当局の最寄りの「ホームセンター・ナフコ大内店」では取り扱いがありませんでした。やっぱり、マニアックなモノを探すなら「グッディ」ですね!
2月13日 木曜日。 昨日の雨も上がり、今日は晴天のアンテナ日和です。では、モービル【 N-VAN 】のルーフサイドに取り付けている基台にHF**CLシリーズを取り付け、KX2(10W)を使い実験開始です!
ちなみに、このHF**CLシリーズは長さが全シリーズ 2.2mなので、下部エレメント(0.4m)を 1mのステンレス棒に交換した場合、 0.6m伸びて全長 2.8mとなります。
結論からお伝えします。
先ず、HF40CL(7MHz)は 引用記事 のとおり、バッチリと整合が取れました。当局がよく使うCW周波数 7.000〜7.030MHz は、「魔改造」前は、すべてをカバーするにはKX2の内蔵アンテナチューナーをONにする必要がありました。ところが「魔改造」(下部エレメント交換)後は、チューナーを使わなくてもSWR 1.0〜1.5範囲で収まるようになり、VSWR 帯域も広がったようです。
エレメントが長くなっ多分アンテナの効率が上がり、今後の7MHzバンド モービル運用では、飛びも受けも(今までより)期待が出来そうです。
続いて、HF40CL(7MHz)以外 での実験結果です。
当局が持っている残り4本、HF30CL(10MHz)、20CL(14MHz)、16CL(18MHz)、15CL(21MHz)については、残念ながら下部エレメント(0.4m)を 1mのステンレス棒に交換した場合、共振周波数が大きくずれてしまい実用にならず、オリジナル(0.4m)に戻しました。
HF80CL(3.5MHz)は持っていないので分かりませんが、40CL同様 波長が長いので良い結果が出そうな気がします。
以上、「7MHzモノバンドホイップの魔改造」に関連した、5バンド・モービルホイップの実験結果でした。当ブログ記事では、引用記事 を参考にさせていただきました。ありがとうございます。