ようやく、不十分ながら、宮城県の放射能汚染に関するニュースが報道されました。
でも、「基準値から大きく下回っている」で県民は納得できるでしょうか。
他県では、しっかり数値を発表し、乳幼児を抱える世帯に注意喚起をしている。
なぜ、言葉であいまいに濁すのか。
なぜ、具体的な数値を発表しないのか。
測定数値は、報道関係者には発表しているのに、報道が勝手に言葉で編集しているのか。
それとも、報道関係者にも数値は示さないで言葉で濁し、記者達はそれで納得して報道しているのか。だとしたら、記者は失格であろう。
東京の記者達は、官房長官の会見で、鋭い質問を浴びせ、真相を引き出そうとしている。
宮城の地元ローカル記者達は、危機管理能力もない、所詮、田舎記者レベルなのでしょうか。
それとも、県とつるんで都合の悪い数値は発表しないよう、なぁなぁで報道しているのか。
そんな報道なら不要だ。普段は報道にたずさわる者と言う事で風を切って歩いているのが、空々しい。テレビで、したり顔で不十分な言葉を言っても、誰も納得しないだろう。
もっと、他県と同じように、数値レベルで発表して欲しい。
今朝の雪を見て、この雪道を普通に歩いて良いのか、考え込んでいます。
数値が分かれば自己責任で対処できても、数値が分からない今、ただ怖いだけ。
コメントを下さいました皆様、不安、心配なお気持ちは、私も同様です。ネットでいくら探しても宮城県の水道、野菜、牛乳、土壌等汚染数値を探せませんでした。
全国のキー放送局、地元放送局、政府関係機関、知事室等にメールしました。宮城県もようやく、重い腰をあげてくれたようです。しかし情報は不十分ですね。
同じ不安を抱えていらっしゃるなら、ジット耐えるのではなく、正確な情報公開をさせるよう、お互いに頑張りましょう。
地方の記者でも、数値が公表されていれば、数値を公表するでしょう。
農林水産漁業者の損害を少なくするため、ただ安全だと無責任なことを言っているだけでしょう。
知事は、投票で役立つ農林漁業者の損得を計算して、行動しているだけではないかと思う。
私は、人類が制御しきれない危ないオモチャをもて遊ぶのは、賛成しかねます。でも特定団体に属して主張している訳では有りません。
単純に、自分の家族、多くの友人、知人が原発によって危険な目にあわない事を望んでいるだけです。自然災害は、今回の地殻変動や津波のことでも思い知ったと思いますが、愚かな人類には、計り知れない災害をもたらします。想定の範囲内だとか、範囲外だとか、特に人災とも言える原発事故被害を受けてから言い訳を聞きたくありません。
この際、女川原発も廃炉に出来れば一番安心ですが。
何にしても、原発事故による放射能汚染の情報は即刻、包み隠さず公表し、報道も県におもねた報道自粛などしないで、記者魂を発揮し、具体的汚染数値を引っ張りだす気概を見せて欲しいものです。