娘のバンドTHE DAREDEVILSのアメリカライブの日程も決まり、私自身もドキドキしてきたのに、娘ときたら、まるで緊張感がない

のんびりしたところもあるんだよな~。
一応5ヶ所のライブハウスに出ることが決まった。
これが、スタートでもあり賭けでもあり夢でもあるのだ。
その1では高校卒業とともにデビューまでで終わった。
その続きです♪
高校卒業とともに某レーベルから、アルバムが全国発売され、事務所も決まり、
怒涛の宣伝活動が始まる。
まだ、メンバー3人とも18歳。
この経験によって音楽業界のいろんな事を知る。
事務所の大先輩の某有名ミュージシャンのラジオ番組に出させていただいたり、
ローカルのラジオ番組に出たり、いろんな雑誌に取り上げてもらったりした。
そして、初めてツアーというものを組む。
関西、東北、関東近県など、10代3人組は頑張った。
そんなに簡単に売れるわけもなく、事務所からは次のリリースに向けて、
「売れる曲を作れ」とガンガン言われ続ける。
娘もたまに、ストレスでぶち切れたりしていた

でも、10代3人組はいい曲を作ろうとひたすら頑張った。
ある時誰かが、「もうすぐ20才になるし、いつまでも青春歌ってられないよな」と言った。
3人とも20歳を目前にして心が揺れていた。
そして、20歳を目の前にして、ギターの子が・・
「俺、小学校の先生になる。」と言ってやめていった。
残された娘とベースの子は途方にくれる。
事務所からは「ギター探せ!」とガンガン言われる。
しかし、しばらくして、ベースの子も家庭の事情でやめる事になる。
残された娘。
事務所とはアルバム契約だったので何も問題はなかったが、
宣伝費にはけっこう金を使ってくれた。
期待はされていた。
ふんばれば、メジャーデビューも約束されていた。
残されたドラマーの娘。
「ドラムだけで何が出来るんだよ」と一言。
4年近く一緒にバンドをやってきた3人組。
ついにバラバラになってしまった。
ホントに、青春をバンドについやし、駆け抜けてきた3人組。
ふたりの男の子がやめた事で、一気にテンションが下がってしまった娘。
練習もいっさいしなくなった。
少しの間だけドラムから離れた。
でも・・・
やはり音楽がドラムがライブが一番好きな娘は、男の子と、きばらしに遊びに行っても、
虚無感はぬぐえないでいた。
そして、ある時このままじゃいけないと、ドラムの初心に戻ろうと、
ドラムのレッスンにみずから通いだす。
そこで、まだまだ未熟な自分のドラムの腕を思い知らされる。
レッスンに通うあいだに、あのエ○○ックスからドラムのオファーが来る。
某芸人がバンドデビューするから、そのバックでドラムやらない?と。
エ○○ックスのオムニバスアルバムに一度参加させてもらった事があった。
娘の目指すとことは違ったが、これをきっかけに音楽業界にまた入ってやろうとやってみる事にした。
しかし・・
某芸人のバンドデビューの話が急に流れてしまった。
(これだから、恐いよ~音楽業界)
やる気になっていた娘は、またガクンと落ち込む。
21歳になっていた娘はこれからの自分の事、自分がほんとにやりたい音楽、自分がほんとにやりたいバンドについていろいろ考える。
その2はここまでです。
その3で今のバンドTHE DAREDEVILSにたどりつくことになります。
この前マックでこんなものもらいました(笑)いい言葉だ。

