皆様こんにちは。
今回の「ヴィーナーリート・ホイリゲ音楽ツアー」で、
全日程を、通訳、そして歌手として同行いたします、はにうたかこと申します。
名前がひらがななのは、ひらがなで書くと「はにうたかこ」。
職業がわかりやすいかなと…
今回、実行委員代表のウルヅラさんと一緒に、企画を考え、
オーストリアにドイツ語でメールを書き、演奏曲目や演出などを一緒に考えています。
また、今回のツアーにご理解いただき、演奏の場を作ってくださっている、
レストランやワイン関連の皆様にもお会いしていますが、
個人的にオーストリアワインが大好きなので、
忙しいながらも楽しい毎日を過ごしています。
ウィーンのホイリゲ(ワイン居酒屋)では、アコーディオンやギター、またヴァイオリンを持った奏者が、
テーブルにやってきて演奏する、ホイリゲスタイルというのがあります。
大声で歌ったり、肩を組んだりはしませんが、
夏の夜風にあたりながらの、また秋の新酒を味わいながらのウィーン音楽は格別です!
今回のツアーでは、そういった本場の雰囲気をぜひ味わっていただきたいと思っています。
ワインと言えば、ヴィーナーリートにはたくさんのワインの詩があります。
少しご紹介させてください。こういう曲を歌います。
4分の1の「春」と、4分の1の「ワイン」そして、4分の1の「好き」があれば愛になる。
「二人の心はワルツを奏で」より
テーブルに沈黙が流れた、それはキスの合図、ワインが二人の心に語りかける・・・
「それはウィーンの恋の物語」より
おれたちゃ若い、かっこいい、さあ威勢よくホイリゲに行こう!
喉がかわいた、すっからかんだが、最後の金も使っちまおう!
ワインを飲めば、ゆっくり回る、
4杯×1/4リットル飲めば、なんでも二つに見える!そうすりゃ、コインが倍になる。
8杯×1/8リットル飲んだら家の古だぬきもきれいに見えるさ!
おれたちゃ若い、かっこいい、家に帰るのは明日の朝だ!
「おれたちゃ若い、かっこいい!」より
もう一度行こうグリンツィングへ 飲もう、ワインを飲もう!
飲めば誰でも天国さ こんなにうまい飲み物を作ったのはきっと神様さ。
最後の一滴までうまいさ 飲もう、ワインを飲もう!
「もう一度行こうグリンツィングへ」より
日本では、ウィーン歌曲もホイリゲ音楽もなかなか触れる機会が少ないと思いますが、
これを機に、ぜひファンになっていただければと思います!
11月、皆様にお目にかかれることを楽しみにしています!