祝!日墺友好150年!

日墺友好150周年音楽文化実行委員会公式ブログ
2019年11月のホイリゲ音楽ツアーやコンサートの情報をお届けします。

実行委員代表より自己紹介申し上げます。

2019年02月24日 | 日記

みなさま、いつもブログをご覧くださり誠にありがとうございます。

実行委員代表の木暮ウルヅラ (Ursula Kogure) と申します。

 この度の、

エーリッヒ・ツィプ氏とフランツ・ペルツ氏をお招きしての

「ヴィーナーリート・ホイリゲ音楽ツアー」を企画推進致し、

実行委員のメンバーと共に日々奮闘いたしております。

 

私は、音楽大学在学中より、オーストリアの音楽、ウィーンの音楽が大好きでした。

卒業後は、日本オペレッタ協会主催のオペレッタにも出演させて頂きました。

その後、日墺文化協会に入会致しまして、ウィーンの音楽の大好きな方々と交流を深める中、

多くの『ヴィーナーリート・Wienerlied』に出会うことが出来ました。

 

こんなにも美しいメロディー、なんと居心地がよく幸せになれる曲なのだろう、この素晴らしさを

もっと広めることが出来ればと、「日墺文化協会 ヴィーナーリートの会」をウィーン音楽愛好家の方々と共に立ち上げました。

今年で14年を迎えます。

 

今まで、ヴィーナーリートのお陰で沢山の幸せな時を過ごして参りました。またどんなにたくさんの方と

巡り合うことが出来たのでしょう。

 

記念すべき日墺友好150年の年に、今までの感謝の気持ちを込めて、

微力ながら何かできることがあればと思い、今回のイベントを企画いたしました。

 

日本に居ながらにして、本場のヴィーナーリートを、

そしてオーストリアワインとともに本場のホイリゲの雰囲気を。

多くの方に楽しんで頂けますよう、日々努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

東京銀座生まれ。ドイツ人エンジニアの父と日本人声楽家の母のもと、幼いころより音楽を学ぶ。日本オペレッタ協会の主催するオペレッタ「ルクセンブルク伯爵」にてデビュー。2005年より日墺文化協会「ヴィーナーリートの会」の歌唱指導を務める。現在に至る。2009年、紀尾井ホールにて協会主催「ガラコンサート」にも出演する他、「懇親会」「創立30周年記念」「クリスマス会」(オーストリア大使館)等の司会を務める。2012年、2014年、2016年「ウルヅラ・ニューイヤーコンサート」をオーケストラと共演。

日墺文化協会、盲導犬協会会員。ウルヅラ音楽教室主宰。

 


エーリッヒ・ツィプさんとフランツ・ペルツさんをお招きします

2019年02月17日 | 日記

今日は、今年の11月に、オーストリアから来ていただく音楽家の方をご紹介いたしましょう。
ウィーンの音楽にはかかせない、アコーデオンのエーリッヒ・ツィプさん、
そしてネックが2本あるバスギターの奏者フランツ・ペルツさんです。

私たち実行委員会は、このお二人と昨年の夏より、何度もメールでやりとりをして、
今回の来日を実現するために、いろいろな手配や、演奏場所の確保などを働きかけているところです。

では、お二人はどのような方なのでしょうか?
ここにプロフィールをいただいていますので、ご紹介しましょう。

Erich Zib  エーリッヒ・ツィプ (アコーディオン奏者)
ウィーン音楽のアコーディオン奏者、歌手。また作曲家、詩人、作家、
ラジオエディターとして世界的な成功を収める。独自の番組「ラジオ・ヴィーナーリート」を持つ。

1951年ウィーン生まれ。1968年よりホイリゲ音楽家として活動。当初は趣味で始めたが、
1995年から2012年は職業音楽家として、その後2012年2月1日に定年退職して以来も継続して活動している。
合計40年以上ものシュランメルハーモニカ(アコーディオン)奏者として、
また歌手としての音楽的成功を収めている。
これまでに1200曲以上の作品(ウィーン音楽、オーストリア民謡、オペレッタ、多くの名曲)に携わってきた。

17年間の間に5000回以上の舞台を世界各地、日本と香港公演、シンガポールはじめサウジアラビア、
南アフリカ、その他、ヨーロッパ各地に赴き公演を行ってきた。

Franz Pelz  フランツ・ペルツ  (バスギター奏者)

フランツペルツは「マラートシュランメル」のコントラギター奏者として活動し、
古いウィーン歌曲においてのスペシャリストである。
エーリッヒ・ツィプとともに、長年舞台からテレビに至るまで、ホイリゲアーベント形式
(テーブルからテーブルへ演奏家と音楽が移動する形式)において、数多くの成功を収めている。


メールのやりとりにおいて、お二人がどれだけ日本での演奏を楽しみにしていらっしゃるかを感じます。
その気持ちにどうやって応えていけるか、日々悩みながらも活動しています。
現在、期間中に演奏をさせていただけるホールやレストランを探しています。
期間の半分はすでに決定しておりますが、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしています。



ラジオヴィーナーリートのご紹介

2019年02月04日 | 日記
今日はヴェーナーリートをいつでも聞いていただけるラジオ番組をご紹介しましょう。

ラジオヴィーナリートという番組で、オーストリアから毎週ネット配信されています。

ラジオヴィーナリート

お好きな再生方法をクリックすれば、

今週、先週、先々週くらいまでの番組はいつでも聞くことができます。

美しいドイツ語から、ほとんど聞き取れないウィーン訛りまで、

また、昔の名曲から現代の生きたヴィーナーリートまで、幅広く紹介されています。

オーストリアと言えばモーツァルトやシューベルトが有名だと思っていたけど、

こういうジャンルが実は人気があるのだと、古くて新しい音楽ジャンルに触れてみてはいかがでしょうか?

チロルのヨーデルとは、またちょっと違うというのも、実感していただけると思います。

また、これらの曲の中には「カルプスブラーテン」という有名な牛肉料理のタイトルが付いたものや、

「ワイン虫(ワインにつくアブラムシ)」という風に、

自分のことをワインなしでは生きていけない人物に例えたり、

美しい郷愁の念を表現したものだけではなく、ついつい笑ってしまう調子のよい曲も多いのです。

意味はわからないが、ちょっとしたコーヒーブレイクにどうぞ一度聞いてみてください。

お勧めです。


写真はヴィーナーリートを確立させた「シュランメルカルテット」彼らの曲もたくさんの歌手や演奏者に演奏され、
現代もなお、生きています。