№3 ビル街覆う！淀む空気感《ジョー・ニューマン(tp)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
　ジャズトランペット「ジョー・ニューマン」のレコード紹介です。♪～♪

都会に溜まる空気感、East Coast！

重いリズム運ぶ、自然体・素朴な音！

品良く響くヴィヴラート、心地良さが・・

一句

　“ビルの街　イーストコースト　薫るジャズ”

③-1『イースオト・コースト・サウンズ』(57)
《East Coast Sounds/Joe Newman》

③-2「JAZZ TONE」レーベル

ジョー・ニューマン(tp)、ビリー・バイヤーズ(tb)、ジーン・クィル(as,cl)、

ルー・スタイン(p)、ミルト・ヒントン(b)、オシー・ジョンソン(ds)。

《Joe Newman Blog紹介》

①『Rompin'』(55)　№1　ロンピン？ワイガヤ・ジャズ《ジョー・ニューマン(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

②『The Midgets』(56)　№2　乱切り白菜！リズムギター《ジョー・ニューマン(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

この③のレーベルは「JAZZ TONE」。
中間派ジャズのレコードを回さないと出会えない代物。

特徴はタイトルどおり「East Coast」の都会を覆うジャズ。
ビル街に溜まる、淀む空気が重いリズムを。
 

①②では聴けないミュートを外した生のラッパが登場。

重いリズムに乗り、淡々と・・・。
肩の凝らない自然体の音、素朴感が何とも良い。

　一句

　“　ビルの街　イーストコースト　薫るジャズ　”

ミディアムテンポのA#4「April's Delight」が心地良い。
落ち着いたメロディーで、品良く響かすヴィヴラート。
残念なのはアドリブのたらい回しで演奏が短か過ぎ。

 

♪～♪ 　ずっしり重いリズム、肩の凝らない自然体の音をお楽しみください。