見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 時は経ってもインタープレイ《ジョー・ヘンダーソン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョー・ヘンダーソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
⑥『Tetragon』から約10年!
元のさやにらぬジョー・ヘン!
力強く・機械的フレーズに気が!
一句
“ 時は経ち インタープレイ 久(とわ)の音 ”
⑨『リラクシン・アット・カマリロ』(79)
《Relaxin' At Camarillo/Joe Henderson》
ジョー・ヘンダーソン(ts)、チック・コリア(p)、
トニー・デュマス orリチャード・デイヴィス(b)、
ピーター・アースキンorトニー・ウィリアムス(ds)。
《Joe Henderson Blog紹介》

⑥『Tetragon』から約10年。
ジョー・ヘンは元のさやには返らぬ人のようだ。

ピアノにチック・コリアを迎えた当⑨のアルバム。
パワフルさと斬新さに期待したが大れ。
力強いアドリヴだが、リズム陣は絡んでこない。
コリアのアドリヴも々と過ぎ去り、斬新さには程遠い。

B#1「Crimson Lake」はドラムが替り、T.ウィリアムスに期待した。
これも大れ。

ジョー・ヘンのアドリヴは突発的な奇声がやたらと。
無駄なロングトーンのしつこさも気が刺す。
力強く・でかい・機械的フレーズのジョー・ヘンに魅力はない。

コリアのアドリヴにドラムが々と4ビートを刻む。
H.バップ時代に遡った何の個性も無い演奏を今更・・・。

聴き処はB#2「Yes My Dear」とB#3タイトル曲。
10年前の⑥『Tetragon』を想い起こすジョー・ヘンの音。
トニーのドラムとコリアのピアノが、やっと合し爆裂。
 一句
   “ 時は経ち インタープレイ 久(とわ)の音 ”

混沌とした70年代のジャズ業界。
「これだ」と、想える曲を探せただけでもラッキーだろう。
 
♪~♪  聴き処のタイトル曲、インタープレイ・み合う演奏をお楽しみに。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX J《ジョー・ヘンダーソン》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事