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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 実験失敗!お蔵入り《ジジ・グライス(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジジ・グライス」のレコード紹介です。♪~♪
 
1年足らずのJazz Lab「験室」!
東海岸の特徴・抜なアレンジが売り!
入り・未発表作品、期待薄だが・・・
一句
“ お蔵入り 実験敗 ただのジャズ ”
③『ニュー・フォーミュラ・フロム・ザ・ジャズ・ラブ』(57.7)
《New Formulas From The Jazz Lab/Gigi Gryce》
ジジ・グライス(as)、ドナルド・バード(tp)、ポール・チェンバース(b)、
アート・テイラー(ds)、ハンク・ジョーンズ(p)。
《Gigi Gryce Blog紹介》

②『Gigi Gryce』に続きジャズラブの演奏。
「The Jazz Lab」とは、グライス&バードの「ジャズ験室」。
 
実験的なレンジを重視したコンビ。
西海岸のアレンジ・アンサンブルとはスタイルが異なる。
西海岸はサックス2本に拘った綺麗なアレンジが得意。

当ジャズラブは東海岸メンバで、抜なアレンジが取り得。
アルト&ラッパに、リズム陣もアンサンブルに加わる。
複雑なリズムに乗せ、不協和音を当り前でかます。

アドリヴは人を主体にし、手を加えてないようだ。
それが、東海岸のジャズラブの特徴といえる。

このコンビは多くの作品を残してるが、活動は1年足らず。
当③は未発表作品をき集め、国内で76年リリース。
ハードバップを思う存分楽しめる演奏。

ただ、②のように奇策な出来ではない。
入り・未発表だったことが理解できる。
 一句
 “ お蔵入り 実験敗 ただのジャズ ”
 
♪~♪ オリジナル曲、②の奇抜さはないが気なハードバップが楽しめます。

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