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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 フラスコ?ジャズ実験室?《ジジ・グライス(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ジジ・グライス」のレコード紹介です。♪~♪

「どろっ~」とした触感、気味なアレンジ!
計画的・計算づくめ、論派が看板!
「Jazz Lab」実験室、ラスコの写真?
一句
 “ 実験室 屈のジャズは 不協和音 ”
②『ジジ・グライス』(57.3)
《Gigi Gryce and The Jazz Lab Quintet》
ジジ・グライス(as)、ドナルド・バード(tp)、アート・テイラー(ds)、
ウェンデル・マーシャル(b)、ウェイデ・レッジ(p)。
《Gigi Gryce Blog紹介》

不気味な和音で始る1曲目「Love For Sale」。
「どろっ~」とした触感のアレンジが不気味。
不気味なアンサンブルから一転し、明るいアドリヴに。

通常、軽快なリズムで乗りまくるこの曲。
だが、グライスの手に掛かると気味和音の渦が巻込む。
これが、グライスの価値といえる。
計画的・計算しつくされた論派だ。
 
音楽科卒業・パリ留学奨学リートの知性派。
アルト吹きというより知性派グライスの看板で有名に。

タイトルには「and The Jazz Lab Quintet」。
LAB:実験室、というのはバードとのコンビで始めたグループ。
ジャヶットの「ラスコ」写真は、それを意識させたいのか。

「実験的なアレンジ」の試みが狙いのようだ。
だから「取っ付きい」と思えて当り前。
 一句
 “ 実験室 屈のジャズは 不協和音 ”

聴き処は1曲目「Love For Sale」。
他の曲はアレンジの味がなく無難な演奏。
グライスは1音1音丁寧な巧さはあるが、スリル感は無い。
 
♪~♪  不気味な「どろっ~」とした触感のアレンジをお聴き下さい。

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