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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 地を震う、いななく象か《ジャック・マクドフ(org)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
 ジャズオルガン「ジャック・マクドフ」のレコード紹介です。~♪
 
「ブォ・バォオ~ン」、ねちねち・オルガン。
ねりっ放しで吠えるテナー&オルガン。
この「うねり」、私は殆ど溺状態に。
 
一句
 “地を震う (いなな)く象は オルガンか”


①『ブラザー・ジャック・ミーツ・ザ・ボス』(62)
《Brother Jack Meets The Boss/Jack Mcduff And Gene Ammons》
ジャック・マクドフ(org)、ジーン・アモンズ
orハロルド・ヴィック(ts)、エディー・ディール(b)、
ジョー・デュークス(ds)。
 
《女性オルガン奏者 シャーリー・スコット 紹介》


「ブォ・ゴォ・バオォ~ン」。
この「ねちち」と、しつこいオルガンの音。
歯切れの悪いこの音が、好きになれない。

この粘っこい・独特のオルガンの音質。
これがソウルやR&Bには、ぴったし。
だから余計に、私のに合わない。

ただ、マクドフの音は結構「れ」が良い。
「グワッ・ガッ」、このバッキング。
リズムに乗り、切れの良さは中々のもんです。

「ぽん・ぽん」弾むギターと真反対のオルガン。
ところが、マクドフはギターと相性が良いようで。
両者の音のみが、楽しく聴ける。
 
 一句
 “地を震う (いなな)く象は オルガンか”

「うねり・ひねり」回しでえるテナー。
まさしくオルガンぴったしのソウル・テナー。
US受け・ど真ん中の鳴りっぷりである。

「ねち~・どろ~」と、しつこくまとわりつく音。
やっぱ、この「どろっ」と感が肌に合わない。
ヴォリュームを上げ、うねりの中に身をおくと。
まるで洪水に飲み込まれ、殆ど溺状態に陥ります。
 
♪~ この曲は「どろっ」と感より、いで乗り乗りです。


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