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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 とろっと溶け、熟す唄に《ジェーン・フィールディング(女性Vo)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  女性ジャズヴォーカル「ジェーン・フィールディング」のレコード紹介です。~♪
 
甘く「とろっ」とけ、色香漂う声質。
そして、歌K.ドリュー・クィンテット。
大人の熟な香り、で輝くアルトで魅せる。
 
一句
 “とろっと溶け す果実の 歌声に”


①『エンバース・グロウ』(56)
《Embers Glow/Jane Fielding》
ジェーン・フィールディング(vo)、
ジョー・メイニ(as)、テディー・エドワーズ(ts)、
ケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、ローレンス・マラブル(ds)、他。
 
《ケニー・ドリュー&ジョー・メイニ ブログ紹介》

《ジョーメイニ ブログ紹介》

ジャケットの顔立ちは、質素で楚な感じ。
歌声はまさしく、その「まんま」を写しとってる。
 
一つ一つの言葉を大切に、ゆったりと。
中太の声質で、優しく包み込んでくれる。
甘く「とろっ」とけたニュアンスは、色香&暖温の空間。
 
「Embers Glow」(輝くり火)。
愛、喪失と希望。
人間の複雑な感情を美しく現した曲。
 
 闇に呑まれようと構わない。
 飛び交う一瞬の火になれたなら。

歌詞を大切に優しく、大らかに甘く唄う。
20歳とちょっと、そんな若さとは思えない。
随分と「大人っぽい」な香りを漂わせます。
 
 一句
 “とろっとけ 熟す果実の 歌声に”

当①の良さ、どうしても外せない特徴は。
歌伴がK.ドリュー(p)クィンテットであること。
ピアノ&アルトの際立つプレイに全中です。
 
クローズアップしたい曲は「Key Largo」。
間奏のメイニのアルト、ドリューのピアノソロ。
活き活きとくアルトに「どきっ」としてしまいます。

恋人との別れを終わりにする。
新たな来に期待し、唄っているのだろう。
リズミカルに、楽しく明るく聴かせてくれます。
 
♪~ 歌はおいといても、奏のアルト&ピアノに注目したいです。


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