だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 ガチョウの首を絞めたら・・?!《アーニー・クリヴダ(ts)》

得意の「1音チ切れ」が無い。
変わらんのは「チョウの首絞音」。
 
③《Live At Rustys/Ernie Krivda(ts)》(81)
アーニー・クリブダ(ts)、ニール・クレーク(p)、ジャニー・ブース(b)、
ポール・サミュエルス(ds)。

ガチョウの首をめたらこんな奇声を出すのか?
そんな音をブッ放すアーニー・クリブダ。

この③は、①の4年前の録音(81)。
①のテナーは「ッ、バッア~~ギャッ、ャッア~~」と、
1音毎にタンキングを効かし音をチ切る。
1音毎に音が上下するから、音がタ打ち回る、駆けずり回った凄まじい音。
4年前の今回はそんな音は出さない、アヒルの首絞音に驚かされるダケ。
何で、こんな音が出せるのか不思議でならない。
他に真似出来る奴は居ない。だから、この男にハマッテしまった。

B面にテナーのソロがあり、音質の個性が丸出し。
音質はアヒルの首絞音で、フレーズは完璧に①と同じ。
クリブダの手癖フレーズなんだろう「セが強い」。
このフレーズを1音ブチ切れ音にすれば、4年後①のアドリブの出来上がり。
クリブダの奇天烈アドリブの生い立ちが良く分かるレコードだ。

90年代はどうなっていくのか?行く末は8、16ビートか?
面白くてたまらない。

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