№2 がむしゃらから激情型へ《(Finland)イーロ・コイヴィストイネン(ts)》

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　ジャズサックス「イーロ・コイヴィストイネン」のレコード紹介です。♪～♪
 

①『Odysseus』から22年、Finland Jazzは！
「がむしゃら」男から、スマートな激情型へ！

３ホーン・アレンジ＆パワー･プレイで圧倒！

一句

　“オスロ発　アメリカ部隊に　激ジャズし”

②-1『アルテアード・シングス』(91)
《Altered Things/Eero Koivistoinen》
イーロ・コイヴィストイネン(ss,ts)、

ランディ・ブレッカー(tp)、デイヴ・キコスキ(p)、

コンラッド・ハーウィッグ(tb)、ロン・マクルア(b)、

ジョン・スコフィールド(g)、ジャック・ディジョネット(ds)。

②-2 (フィンランド)SVARTレーベル/リイシュー(22年)

《Eero Koivistoinen Blog紹介》

①『Odysseus』(69)　№1 氷上のがむしゃらジャズ《(Finland)イーロ・コイヴィストイネン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

 

聴き所は３ホーンの重厚・荘厳な響き。
そして、フィンランドの男・イーロの作曲＆アレンジ。

①『Odysseus』(69)は22年前の演奏。
とにかく一生懸命「がむしゃら」プレイだった。
約20年後のイーロは全く姿を変えた。
個人プレイから３ホーンのアンサンブルへ。

ぶ厚いサウンドを起爆するディジョネットのドラム。
躍動するドラムで３ホーンのサウンドが唸る。
圧倒しまくる迫力が凄まじい。

がむしゃらイーロはスマートな激情型へ変身。
吠える・叫ぶ、絶叫型プレイは①とは別人に。

イーロはフィンランド出身、他はUS部隊。
ブレッカー(tp)のハイトーンが斬新な響きを。
ギターは野生的に噛み付く響きを。

　一句

　“オスロ発　アメリカ部隊に　激ジャズし”

重厚３ホーンと剛腕ピアノ。

そしてドラム連打がスリル＆緊張感を激る。
巧みなアレンジ＆パワー･プレイで圧倒しまくる１枚だ。
 

♪～♪ 　ドラム連打＆重厚アンサンブル、イーロの絶叫をお楽しみ下さい。