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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 ジャズ畑、カモメ飛ぶ《チック・コリア(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「チック・コリア」のレコード紹介です。~♪
 
♪「カモメ~が、飛んだ~」、とはうのだが。
女性のハミング、エレピが状景をいていく。
ジャズ界を切り拓く、やかなフュージョン?
 
一句
 “切り拓く 一羽のモメ ジャズ畑”


⑥『リターン・トゥー・フォーエヴァー』(72)
《Return To Forever/Chick Corea》
チック・コリア(p)、ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、
アイアート・モレイラ(ds)、スタンリー・クラーク(b)、
フローラ・プリム(vo)。
 

《Joe Farrell(sax) Blog紹介》

「カモメ~が、飛んだ~」、という歌があったが。
モメ一羽の画、羽が一枚のジャケットとか。
「天の川」宇宙の画、のジャケットとか。

ジャズらしからぬジャケットがお目見えする。
この当時、こんなのが急に増えた。
ところがこのレコードのきは、ジャケットどころではない。

女性のミングなんて、未だかって知らない。
エレピが主人公で「ピロ・ピロ」と状景を描く。
こんな世界、今まであり得なかった。
余りにも驚き、「これが、ジャズか?」・・と。

ソフトで爽やかなフュージョン。
そして、女性の綺麗な肉声・ヴォーカル。
サウンド全体にルヘンチックな状景を抱かせる。
 
とはいえ、「だるさ」は一切ない。
モレイラのリズムは、切れに切れまくっている。
一刀両断の日本の鋭さで、ビートが発つ。

相棒は⑤『Out Back』で協演のJ.ファレル。
新たなフュージョン界を切り拓いたといえる。
とはいえ、当時は雑誌でも賛両論が乱れ飛んだが。
 
「こんなのジャズではない」と、私は思った。
今聴くと「素晴らしい」としか、いいようがない。
ジャズが有する多性のスケールは、何処までも。
って、ことだろうか。
 
 一句
 “切り拓く 一羽のモメ ジャズ畑”
 
♪~ 「Return To Forever」 空間像を現すエレピ、でしょうか・・。


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