見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№11 ぼ~ぼ~!くたびれ音《デクスター・ゴードン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「デクスター・ゴードン」のレコード紹介です。♪~♪
 
「ぼ~・ぼ~」だら~、たびれた音が!
この時59歳、くたびれる・にはまだ早い!
他界67歳まで、熟年の良さを活かせず!
 
くたびれ音で一句
 “ぼ~~と テナーとオルガン 競い合う”

⑪『アメリカン・クラシック』(82)
《American Classic/Dexter Gordon》
デクスター・ゴードン(ts)、カーク・ライトシー(p)、
グローヴァー・ワシントンJr.(ss)、シャーリー・スコット(org)、
エディー・グラッデン(ds)、デイヴィッド・ユーバンクス(b)。
《Dexter Gordon Blog紹介》

デックスはこの時59歳。
老いて・くたびれる年齢ではないと思うが。
音は完璧に「たびれ」状態。

「ぼ~・ぼ~」だら~、らしない音。
間延びし・遅れ気味のだるさが許せない。
⑩『Tangerine』から10年後の演奏。
あまりにもちぶれた演奏に驚く。

シャーリーのオルガンは「ぼう・ぼう」。
嫌いなオルガンだが、結構・切れが良い。
「ぼ~・ぼ~」テナーのソロに不合い。

足を引っ張る者やら、急きたてる者やら。
「ちぐぐ」だらけでやるせない。

リズミカルなボサノバ「Besame Mucho」。
だが、どうしても乗り切らない。
リズミカルな世界から取りされたデックス。
60年代の勇ましさを、つい想い起こしてしまう。
 
 くたびれ音で一句
 “ぼ~~と テナーとオルガン 競い合う”

その中でも、少しは真ともな「Sticky Wicket」。
60年代のアタックの強さにはほど遠いが。
サイドメンのきの良さを借りて仕上がっている。

デックスは90年67歳で他
晩年のアルバムに、熟年の良さが活きていないのは残念です。

映画「Round Midnight」の人公役。
素人ながら主演男優賞にノミーネート。
 
浸りの主人公を演じたデックス。
地で演じたか?と思うと、67歳の他界に納得。
 
♪~♪  ちょっとだけともな曲、「ぼ~・ぼ~」テナーをお聴き下さい。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX D《デクスター・ゴードン》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事