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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 渡欧!天空の竜巻スパイラル《フィル・ウッズ(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「フィル・ウッズ」のレコード紹介です。♪~♪
 
鳴かず飛ばずのUS時代、68年渡・定住!
大地から天空にスパイラル、巻アルト!
ーロピアン・リズム・マシーン、第一作!
一句
 “渡欧して 喜のジャズに 迎え討つ”

⑥『アライヴ・アンド・ウェル』(68)
《Alive And Well In Paris/Phil Woods》
フィル・ウッズ(as)、ジョルジュ・グルンツ(p)、
アンリ・テクシェ(b)、ダニエル・ユメール(ds)。
《Phil Woods Blog紹介》

身体に溜め込んだ空気を一気にき出す。
アルトが悲鳴をあげ吠える。

巻が大地から天空にスパイラルするように。
時にアヴァンギャルドな表情に豹変し。
唸り・吠え・怒鳴り散らしまくるアルト。

以前のウッズとは別人のようだ。
豹変させたのは渡後のメンバ。
 
⑤『Warm Wood』以降約10年。
リーダ作も少なく鳴かず飛ばず。
生活のためか68年渡・定住する。
 
渡欧第一発目のリーダ作が当⑥。
新グループはヨーロピアン・リズム・マシーン。

各地から集めたメンバはリー系プレイヤー。
ピアノはスイス、ベース・ドラムは仏出身。
特にメールのドラムが唯一無二。
4ビートに拘らず、自由なビートでインタープレイで絡む。
 一句
 “渡欧して 喜のジャズに 迎え討つ”

⑤を代表作とする評論家も居るが。
私のイチ推し・最高作は当⑥だ。

以前のスピード頼みのスリル感と異なる。
劇的なシナリオで音を変自在に現す。
こんなハイテンションなウッズに驚くばかりだ。
 
♪~♪  渡第一作・ヨーロピアン・リズム・マシーンが素晴らしいです。

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