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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 「ぬめぇ~」 なめくじか?《ロン・カーター(b)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズベース「ロン・カーター」のレコード紹介です。♪~♪
 
強さを誇示しない、「めぇ~」のベース音!
“筋肉でいい音はしない、力をきスナップで!
弦を力にまかせ、引っ張ってもらう!(Ron)”
一句
 “「ぬめぇ~」と 地を這うベース めくじか”

①-1『スパニッシュ・ブルー』(74)
《Spanish Blue/Ron Carter》
ロン・カーター(b)、ビリー・コブハム(ds)、
ジェイ・バーリナー(g)、ラルフ・マクドナルド(perc.)、
ヒューバート・ローズ(fl)、ローランド・ハナ(p)。

①-2 ベーシスト鈴木良雄 著
「人生が変わる55のジャズ名盤入口」

《ジャズベース blog紹介》
 
74年ヴァン・ゲルダー録音。
CTIレーベルのリジナル盤で聴いている。
60年代と異なる生々しさに驚く。

エッジが立ち・強い音がで飛び込んでくる。
ドラム・フルートが眼前で鳴り響く。
特にベースが強調され、しつこいほど地を這う。

ただ、ロンのベース・音質が嫌いだ。
めぇ~」と柔かく伸び、弦をはじく力強さが無い。

好きなのはP.チェンバースの音。
私にとっては真のベーシストといえる。
そんなロンの個性を巧く現す、ベーシスト鈴木良雄さん。

ンカーターに一度レッスンを受けた様子を書かれている。
「人生が変わる55のジャズ名盤入口」(要約)
 
語 ロン・カーター
“ 筋肉で弾いてもいい音はしない。
 力をきスナップを効かせる。
 弦を重力にまかせて引っ張ってもらう。”

めぇ~」の音質はこんな奏法だからか。
と、素人なりの納得をする。

力強いフルートが切れの良いドラムの8ビートでスパニッシュする。
ロンの粘っこいベースが土台を支える。
どでかい「めくじ」が地を這うように。
 一句
 “「ぬめぇ~」と 地を這うベース めくじか”

ロンのリーダ作はない。
脇役タイプの性格だからか?
名盤はやはり名盤での脇役に多い。
 
♪~♪  強さを誇示しない「めぇ~」のベース感を肌で感じとって下さい。


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