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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 DNAの期待、過保護では《アート・デイヴィス(b)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズベース「アート・デイヴィス」のレコード紹介です。~♪
 
J.コルトレーンのDNAを継ぐラヴィ、登場。
熟年プレーヤーに囲まれ、まるラヴィ。
ここは、一際くH.ハンコックに注目か。
 
一句
 “過保護では 人プレイに 囲まれて”


①-1『ア・タイム・リメンバードゥ』(95)
《A Time Remembered/Art Davis》
アート・デイヴィス(b)、ハービー・ハンコック(p)、
ラヴィ・コルトレーン(ts,ss)、マーヴィン・スミス(ds)。


①-2 Jazz Planetレーベル(4001-1)
 
《Ravi Coltrane(ts) Blog紹介》

層々たるメンバーのアルバムだが。
リーダーのデイヴィスだけは、めて聴いた。
デイヴィスはこの時、61歳。
かなり年季の入った方だが、まさかの初物である。

ジョン・コルトレーンのDNAを継ぐ息子ラヴィ。
30歳の若手バリバリで参加している。
ラヴィを除き、皆様貫禄のある方ばかり。
演奏だって貫禄そのものである。

ゆったり・厳かに、楽しく愉快に。
そして落ち着いて、禄そのもので聴かす。
冷や冷やのスリルは、お呼びでないプレイである。
 
その中でもンコック(p)は、一際輝いている。
というより、若きホープ・ラヴィがノーマル過ぎ。

以前紹介の①『Mad 6』は、7年後の演奏。
尖った・のこぎり波形の凄まじい音を聴かす。
その頃の音とは、真といえるノーマルな演奏が残念である。

熟年プレーヤーに囲まれ、染まるしかない?
もっと尖ったプレイで、発を掛けて欲しいもんだが。
 
 一句
 “過保護では 人プレイに 囲まれて”

リーダーのデイヴィス(b)は余りにも淡々。
ベースソロが目立つ訳でもないし・・。
淡々との下のベース弾きを演じている。
永期にわたり、気にも留めなかったのも無理もないようだ。
 
ハンコックのピアノが楽しめる「Driftin'」。
もっとがったラヴィが聴きたいんだが。
 
♪~  ハンコックのピアノをしむくらいしかないんです。


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