「女性らしい優しさ」のJ.コルトレーン『バラッズ』!
「男らしい優しさ」を秘めたチコのバラード!
「男らしい優しさ」を秘めたチコのバラード!
親父には無かった、こんな音は?!
一句
“ この音で 親父超えたと 背中見る ”
②『スピリット・センシティヴ』(79)
《Spirit Sensitive/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts)、ジョン・ヒックス(p)、セシル・マクビー(b)、
《Spirit Sensitive/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts)、ジョン・ヒックス(p)、セシル・マクビー(b)、
ビリー・ハート(ds)。
《YouTubeリンク》
①から2年後の録音、①は「肉体&魂」の全エネルギーをぶつけたサウンド。
その中で1曲だけ素晴らしいバラードを披露する。
強く・荒々しい音に加え、優しさを秘めた繊細なバラード。
この②は全曲バラード、①のバラード同様強く・太く、時に激しく奏でる。
繊細さ&優しさを秘めたバラードを①以上に表現する。
その中で1曲だけ素晴らしいバラードを披露する。
強く・荒々しい音に加え、優しさを秘めた繊細なバラード。
この②は全曲バラード、①のバラード同様強く・太く、時に激しく奏でる。
繊細さ&優しさを秘めたバラードを①以上に表現する。
こんな個性を充実させたオール・バラードなど親父には無かった。
一句 “ この音で 親父超えたと 背中見る ”
J.コルトレーンの『バラッズ』は強い音だが優しく・柔かく・悲哀を抱く。
「女性らしい優しさ」を秘めた音、といえる。
チコのバラードは柔かくもあるが、むしろ激しく・荒々しい表現が際立つ。
J.コルトレーンに相対し「男らしい優しさ」を秘めている。
コルトレーン・バラッズは、ゆったりと心&身体を委ねて・・・・。
チコのバラードはそうはいかない、姿勢を正し・身構えて心を委ねる・・・。
そんな違いが体感できるバラード集。