だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 巧いけど、可も不可も無い《ウオーレン・バッシュ(tp)》

可も無く・可も無い、20年遡ったハードバップ!
アフタービートが強ぎ? ビブラートの掛け過ぎ??
ディキシーの臭いが「ン・ブン」香る!!
一句
  “ 巧いけど 可も不可も無い ープジャズ ”
⑥『ジリアン』(78)
《Jillian/Warren Vache》
ウオーレン・バッシュ(tp)、カル・コリンズ(g)、ナット・ピアース(p)、
フィル・フラニガン(b),ジェイク・ハナ(ds)。

このジャケット、吹奏楽のアルバムか?
20年程遡った50年代のードバップを聴かせる演奏が多い。
不思議とハズレの演奏は無いがりも無い。

フリューゲルホーンを吹くから当然、優しい音。メロディアスにしく唄う。
ハイテンポの曲では、かなり熱っぽくタタミ掛けてくる。
ペット特有の割れんばかりのハイトーンは出さない。
肌に優しく・鼓膜に優しく・で回すようにフレーズを奏でる。

しかし、何か違和感がある。ィキシーランド・ジャズのノリ??
音数が多いとアフタービートが強過ぎ、ビブラートの掛け過ぎか??
このディキシー臭いノリがどうしても安っぽく、ープジャズに聴こえる。
 
バッシュは77年にデビューし、翌78年・26歳でのアルバム。
当アルバムのコンコード・レーベルに多くのアルバムを残している。
イドメンで活躍するには最上のプレーヤだろう。

可もなく・不可もない・個的、こんな演奏にウンザリ。
一句  “ 巧いけど 可も不可も無い チープジャズ ”

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