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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 「がんごん」、轟く左ビート《エロール・ガーナー(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「エロール・ガーナー」のレコード紹介です。~♪
 
「がんがん・ごんごん」、烈なコード。
利きが叩く、「ビハインド・ザ・ビート」。
ダイナミックに繊細に、弾むハッピー天国。

一句
 “ガンゴンと ビートに ジャズピアノ”


①『エロール・ガーナー』(53)
《Erroll Garner》
エロール・ガーナー(p)、
ワイアット・リューサー(b)、ユージン・ハード(ds)。

《Art Tatum(p) Blog紹介》

「ガッ・ガッ・ガッ、トッ・トッ・ト~ン」。
強・強・強・とくれば、弱・弱・弱・・・。
と、強弱のコントロールを巧く効かせたフレーズ。

劇的でダイナミック、そして繊細に音を転がす。
とにかくハッピーに・ハッピーに、暴れ弾む。
ハイテンポは当り前、ゆったりスローでもハッピーに響く。

まさしく、ガーナーのピアノはハッピー天国。
アート・テイタムのラグタイムに似てるか。
ただ、テイタムの酒場風とは異なる。
 
ガーナーは、ちょっとだけ級な酒場。
ポップスな香りが強いからか、派手なラウンジピアノともいえる。

「がつん・がつん」。
と、手のコードがやたらと響く。
右手のメロディーより、むしろ強く感じることも。

この左手の強烈「ごん・ん」、これが特徴。
「ビハインド・ザ・ビート」と呼ぶようだ。
「左利き」のガーナー、そのまんまの体質が活きている。
 
 一句
 “ガンゴンと ビートに ジャズピアノ”
 
♪~ 「がんがん・んごん」、強烈な左手のコード進行が耳にきます。

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