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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№2 冷酷無比、無秩序に乱立《ボブ・ディーゲン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ボブ・ディーゲン」のレコード紹介です。~♪
 
フリージャズど真ん中、のちゃプレイ。
冷酷無比な音が、無秩序に立しまくる。
一際目立つ、尖った柱ピアノが脳天に。
 
一句
 “ピアノ刺す 尖るたさ フリージャズ”


②-1『マカヤ&ザ・ツォチス』(74)
《Makaya & The Tsotsis/Makaya Ntshoko/Bob Degen》
ボブ・ディーゲン(p)、マカヤ・ンツォコ(ds)、
ハインツ・ザウアー(as,ts)、イスラ・エッキンガー(b)。


②-2 オリジナルジャケット(Enja2042)
 
《Bob Degen Blog紹介》

《ハインツ・ザウアー(ts)加入のアルバム》

面白そうだから、何気なく手にしたこの1枚。
開けてビックリ手箱のプレイ。

フリージャズど真ん中のぐちゃプレイ。
リーダーは南アフリカ出身のドラム、ツォコ。
自由奔放・身勝手プレイのドラム。
ではあるが、案外目立たない。

奇声のテナーにきが隠せない。
まずは、ビックリしてしまう驚愕のテナー。
だが、耳慣れると面白さは増す一方である。

レコード1枚、硬派を貫くのはベースだ。
際立つベースの力強さに、圧されまくる。

そして、ディーゲンのピアノが豊質な光を放つ。
とにかく硬くて、堅い・固い。
まるで、尖がった柱が突っ込んでくるようだ。
そんな鋭さで、脳天を攻めまくってくる。

①『Sequoia Song』は、当②のピアノトリオ版。
同一メンバーで、気心が知れた間だろう。
というよりこんな仲間でなければ、こんなプレイは出来ぬか。

冷酷無比な音が、無秩序に立する。
異様な緊張感を与えるのはピアノだ。
近寄り難い音、と想うほど意識が集中する異色のピアノである。
 
 一句
 “ピアノ刺す 尖るたさ フリージャズ”

「Degen」という名は、人のように思える。
レーベルは独enjaでもあるが、US出身である。

♪~「Ode To Tilman」アルバムの中で、ーマルなプレイではありますが。


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