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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 真摯な音、これだけで《バート・エッコフ(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトピアノ「バート・エッコフ」のレコード紹介です。~♪
 
唯一のアルバム、これ1枚のお方。
センス良く摯なフレーズ、が進んでいく。
通常は小学校の教、で食い繫ぐしか・・。
 
一句
 “沁みる音 残すレコード これ一枚


①『テル・ミー・ユール・ウェイト・フォー・ミー』(92)
《Tell Me You'll Wait For Me/Bert Eckoff》
バート・エッコフ(p)、ウォルター・ブッカー(b)、フランク・カント(ds)。
 
《一枚残した方々 ブログ紹介》


とんでもなく、無名の方である。
リーダー作どころか、他に録音は無い。
唯一のアルバム国内NORMAレーベル、これ1枚だけ。

「ト~ン」、切れの良い音が立上る。
硬くはない、んだ綺麗な音が優しく立上る。

がむしゃらに、力んだピアノは弾かない。
センス良く摯なフレーズが、進んでいく。
パウエル派の匂いはない、エコフ・オンリーの音である。

アクも癖もない、無色透明なカラーの音。
乗りとか、安っぽいスウィング感はない。
と、言ってしまうと「まらない」ピアノ。
と思われがちだが、センス&粋はあります。

エコフはこの時、52歳。
ピアノで生計は成り立たない、と思ってるのか。
通常は小学校の教で食い繋いでるようだ。
 
 一句
 “沁みる音 残すレコード これ一枚

ハービー・ハンコックと同じ世代の方。
激動の70年代を通じて、このスタイルならば。
目立ちもせず、パッとしなかっただろう。
 
強さで迫るorハイスピードで迫る。
とか、そんな曲でもあれば目をくのだろうが。
 
♪~ 「Namely You」 エコフの無なカラーの音色をお楽しみ下さい。


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