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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№10 今更バップ?乗り遅れ《バド・シャンク(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「バド・シャンク」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
西海岸・小利口な白人ジャズ、きられて!
黒人ジャズど真ん中、グルーヴなH.バップへ!
シャンクらしさ? 辺り一辺倒のバップ野郎?
一句
 “ 飽きられて 今更バップか 乗りれ ”
⑩『ニュー・グルーヴ』(61)
《New Groove/Bud Shank》
バド・シャンク(as,bs)、カーメル・ジョーンズ(tp)、
デニス・バディミール(g)、ゲイリー・ピーコック(b)、メル・ルイス(ds)。
《Bud Shank Blog紹介》

⑨『Holiday In Brazil』(58)以前のシャンクからガラッと変。
ハード・バップの匂いがプンプン。

黒人ジャズど真ん中、グルーヴ&ファンキーのH.バップへ転向。
黒人ジョーンズが加入し、みえみえの布陣へ。
まさしくタイトルどおりの演奏。

ウェストコーストジャズの全盛期は52~58年。
以降、明るく・小利口な西海岸の白人ジャズがきられた。
飽きられて喰らいついたのがH.バップか。

シャンクのアルトは明るく・陽気な音ではない。
アタックが強く鋭角的にっ込むフレーズ。
刺激と乗りを求めた演奏へ変身。

A.ペッパーをソリッドにしたような。
どっちが好み?となると、私は50年代のシャンクが好み。
こんな演奏なら別にシャンクに拘ることもない。
 一句
 “ 飽きられて 今更バップか 乗りれ ”

らしさが欠けた辺り一辺倒のバップ野郎、ではつまらないのだ。
 
♪~♪  ハード・バップの匂いプンプンのシャンクをお聴きください。

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