ローカル局のID-880からの山掛け運用でNoraExternalConnectorへ接続されているRigへ音声が流れてこない事象を確認。
レピーター山掛けでのRFは問題なく出ている、近隣のレピーターへのGW越えも問題ないが山掛け運用時の音声だけがECから抜けてこない!? (multi_forwardに対しては未確認)
レピーター側のGWサーバーを疑い、リモートで再起動を実行・・・・・あれ止まらない
シャットダウンできない!!!
ECとの接続が切れない為xchangeサービスが停止できない模様、仕方がないのでECが稼働しているRaspberry Pi4もついでに再起動!!
この状態でID-880山掛け ⇒ 音声が出た、何だったの?!
アレレ、EC経由でまた音声出ない! ⇒ 再発?!
GWサーバーのxchangeログを確認 ⇒ 異常を示すような記録はない(と思う)
messagesも確認するがこれも異常はなさそう、次にECサーバーのログを確認したら何か「WARN」という記録があった。
内容をよく見ると
ID-880のNGパターン
2020/01/03 09:18:06.512, [ExternalConnector_20], WARN , o.j.i.d.j.x.a.e.ExternalConnector, Unknown route packet received.
[DvPacket]:PacketType=Header/Protocol=XChange/Dir=Unknown
[BackBone]:ID=0x20/DestinationRepeaterID=0x00/SendRepeaterID=0x01/SendTerminalID=0x03/FrameID=0x684D(0x684D)/Sequence=0x80/LoopBlockID=6b90132b-9acf-4097-9736-93c210d8c333
[Header]:Flags=0x00 0x00 0x00/MY=Jx2xxx _880 /UR=CQCQCQ /RPT1=JP2YHN A( )/RPT2=JP2YHN ( )
[DvPacket]:PacketType=Header/Protocol=XChange/Dir=Unknown
[BackBone]:ID=0x20/DestinationRepeaterID=0x00/SendRepeaterID=0x01/SendTerminalID=0x03/FrameID=0x684D(0x684D)/Sequence=0x80/LoopBlockID=6b90132b-9acf-4097-9736-93c210d8c333
[Header]:Flags=0x00 0x00 0x00/MY=Jx2xxx _880 /UR=CQCQCQ /RPT1=JP2YHN A( )/RPT2=JP2YHN ( )
ID-51からだとECに音声が流れてくる。
2020/01/03 09:18:10.809, [ExternalConnector_20], DEBUG , o.j.i.d.j.x.a.e.ExternalConnector, ExternalConnector : Create new process entry from repeater.
FrameID=7902/CreateTime=2020/01/03 09:18:10.807/ProcessMode=LocalCQ/Repeater=JP2YHN A/HeaderPacket=
[DvPacket]:PacketType=Header/Protocol=XChange/Dir=Unknown
[BackBone]:ID=0x20/DestinationRepeaterID=0x00/SendRepeaterID=0x01/SendTerminalID=0x03/FrameID=0x7902(0x7902)/Sequence=0x80/LoopBlockID=d39f6945-87df-4d09-a54c-93e500288642
[Header]:Flags=0x00 0x00 0x00/MY=Jx2xxx A_ /UR=CQCQCQ /RPT1=JP2YHN A( )/RPT2=JP2YHN A( )
FrameID=7902/CreateTime=2020/01/03 09:18:10.807/ProcessMode=LocalCQ/Repeater=JP2YHN A/HeaderPacket=
[DvPacket]:PacketType=Header/Protocol=XChange/Dir=Unknown
[BackBone]:ID=0x20/DestinationRepeaterID=0x00/SendRepeaterID=0x01/SendTerminalID=0x03/FrameID=0x7902(0x7902)/Sequence=0x80/LoopBlockID=d39f6945-87df-4d09-a54c-93e500288642
[Header]:Flags=0x00 0x00 0x00/MY=Jx2xxx A_ /UR=CQCQCQ /RPT1=JP2YHN A( )/RPT2=JP2YHN A( )
異常時と正常時のログを比べると、RPT2に設定されているコールサインが違うことが分かった。
通常山掛け運用の場合の設定は
UR:CQCQCQ
RPT1:JP2YHN A
RPT2:NOT USED* ⇒ この設定で、RPT1と同じコールサインが設定される
ローカル局のID-880の設定は以下の様になっていた
UR:CQCQCQC
RPT1:JP2YHN A ⇒ 通常はレピーターリストから「AGUI43」を選択
RPT2:JP2YHN ⇒ WARNログと同じ設定になっている。
下図はID-880のマニュアルから抜粋したRPT2の設定です。
RPT2:NOT USE ⇒ これが正解でした。
旧型機の設定は難易度がかなり高いことが良く解りました。
現後機では「山かけCQ」を選択するだけで使えるのがどれほど簡単になったのかを実感しました。
ローカル局もこの設定にして無事ECから音声が出るようになりました。
ローカル局もこの設定にして無事ECから音声が出るようになりました。
是にて一件落着!!
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