最近分かったD-STARレピーター関連及びNoraGatewayに関する問題発生時の対処法を備忘録として掲載しました。
#D-STARレピーター関連
GateWayサーバの再起動後及びmulti_forwardの再起動及び自動更新後に必要な確認操作
1. multi_forward(hole_punch)サーバ側のチェックを強化しレピータを使用している交信から使用されているレピータのコールサインを取得するように変更しています。このため、再起動後は、一度レピータを使用するまでmulti_forwardの利用が出来なくなった。
確認方法: http://d-star.info:8080/

a.上記サイトを参照して目的のレピーターのコールサインの表示があるかを確認する。
(表示されているレピーター局がmulti_forward接続可能な局です)
b.接続したい(しようとしている)レピータへカーチャンクを一度実行する。
遠方の場合は、普通のGW越でも可能かは未確認ですので試してみて下さい。
※ローカルのレピーターから遠方のレピーターへGW越えのカーチャンクでも接続できる様になることが確認できました。
検証方法:
1.半田430でグローバルIPが変更されたことを確認(方法は内緒)
2.Noraの「hosts.output.txt」上に記録されているIPと不一致を確認
3.Noraを起動して5分以上待機にて上記ファイルのIPの更新を確認
4.Noraから「JP2YHUAL」で通信エラーの発生を確認
5.別のRigから阿久比430 → 半田430へGW越えのカーチャンク
6.再度Noraから「JP2YHUAL」で接続 → 「接続しました」を確認
c.上記サイトで表示されたことを確認する。
以上で、multi_forwardへの接続が可能となります。
*不定期(予告なし)でmulti_forwardの更新がある為朝一番で接続できない場合はほぼこれが原因です。
#NoraGateway関連
NoraGatewayで通信エラーが発生した場合の対処方法
理由:各レピーターのGatewayサーバにプロバイダー等から付与されるIPアドレス(グローバルIP)のリース切れ等で変更が発生し前回Nora起動5分後に採取し作成された「hosts.output.txt」ファイルのホスト情報で通信できない場合などで発生します。
1.Noraのサイトにもあるように、該当レピーターへの「通信エラーが発生しました」のアナウンスが出た場合は、Nora起動後5分以上待って再度実施すればほほ解決されます。
2.5分以上待機でもNGの場合は、一度Noraを終了して再起動してから接続をしてみて下さい、これでほぼ接続が可能となります。
3.上記起動後5分待機で再起動でもNGの場合は前項の「#D-STARレピーター関連」に記載した確認と対応を実施してNora再起動5分待機して復旧するか確認する。
4.それでも復旧しない場合は作成済みの「hosts.output.txt」ファイルを削除後Noraを再起動5分待機で再作成させて試して下さい。(更新後再起動)それでもNGの場合は個人的には対応できない可能性がありますので詳しい方にご相談ください。
hosts.output.txtファイルの格納場所
Android系機器: /Android/data/org.jp.illg.noragateway/files/
Windows系機器: ~¥NoraGateway¥
Linux系機器: /opt/NoraGateway/
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