お友達ご夫妻のオペラデュオ、フェリーチェが出演するコンサートを見に、江南区文化会館に行ってきました。
早く着いてしまったので館内の図書館に寄りましたが、なかなかの充実ぶり。
外国語学部出身者の習性として、語学本コーナーに向かうと、グルジア語会話の本があって驚きました。
グルジア文字可愛い。
「こんにちは」は「ガマルヂョバ」。
そうこうするうちにコンサートが始まりました。
オペラ「椿姫」からハイライトシーンを1時間ちょっとにまとめたもの。
出演者はヴィオレッタ、アルフレード、アルフレードの父ジェルモンのみ、伴奏もピアノのみという編成ながら、ところどころ日本語でアルフレードの台詞も入り、またパンフレットにもあらすじが載っていてわかりやすかったです。
内容は悲恋もの。
舞台は19世紀パリ社交界。
贅沢三昧の高級娼婦ヴィオレッタが一途で純朴な青年アルフレードと恋に落ちますが、青年の父親ジェルモンによって2人は引き裂かれ、ヴィオレッタは病に侵され・・・。
ヴィオレッタ可哀想すぎる(T_T)
原作の小説を読んだことがありましたが、小説版のヒロイン、マルグリットは一人寂しく死んでいきますが、オペラのヴィオレッタは恋人と再会でき、看取ってもらえて、まだ良かったです。
それでも可哀想ですが・・・。
2人の再会のシーンはドラマチックでした。
オペラ歌手って、歌手であると同時に役者としての要素も必要なのですね。
皆さん素晴らしい歌声と演技力でした。
ピアノの梅津さんも素晴らしかったです。
なにげにスタインウェイでした。
このお話、日本に置き換えて、ヴィオレッタを花魁にしてみても面白いかな、と妄想。