【売国奴NHK】
中国のため日中中間線を書き換えたNHK
2012/02/10/Fri
「日本政府が中国との共同開発に向けて協議の対象としている東シナ海のガス田で、採掘施設から炎が出ている」のを撮影したNHK。その映像を一月三十日のニュース番組で映したが、その地点を示す東支那海の地図で描かれた日中中間線に大きな問題があった。
下がその地図の写真である。
それと、次の産経新聞が掲載した地図とを比較してみよう。
中間線が日本と台湾の間にまで伸びている。つまり台湾を中国領土として報道したのだ。
したがって日中中間線に関し、NHKは誤報を行ったことになる。
ただもう一つ着目すべきは、日中中間線が日本と韓国との間にまで伸びていることだ。
なぜこのような不自然なことをわざわざしたかと言えば、考えられるのは抗議封じのためであるということだ。
中間線を日台間に伸ばしたことに抗議がきた場合、「これは大雑把なデザイン。だから線は日韓間にまで及んでいる」と言い訳できるよう、細工をしたとしか思えない。
それくらいのことはやるだろう。NHKには、中国と台湾とを地図の上で切り離すことが、どうしてもできないらしいのだ。
そこで思い出すのが、二〇〇四年七月、夜七時のニュースがそのようなものを出したときのこと。
それを見た私が抗議の電話を入れると、橋本という名の国際部デスクが「あれは中華人民共和国の地図ではない。『一つの中国』の地図だ」などと意味のわからない言い訳をして訂正を拒否した。そこで全国に抗議を呼びかけると、事情を知った台湾紙自由時報が抗議のため、テレビ番組欄のNHK(アジアチャンネル)の部分を白紙にするという騒動にまで発展した。
そしてその後、橋本氏もさすがに地図の誤りを認めざるを得なくなり、「今後は二度とあのような地図は出さない」と私に約束。そこで抗議運動も停止されたのだが、この番組は翌月、早くも約束を破り、ふたたび「台湾入り中国地図」を映したのだった。
地図だけではない。昨年四月の報道番組「国際ネットワーク」では、東日本大震災の被災地への各国からの支援物資の一覧フリップを映し出した際、台湾のそれはは中国の項目に入れられていた。
なぜそのようなことを繰り返さなければならないのか。
その理由はもちろん中国への配慮だろう。もし中国が台湾を自国領土だと強弁し、世界各国にその主張を受け入れるよう圧力をかけていなければ、NHKがこうした誤報をわざわざ繰り返し、視聴者に誤った情報を押し付けることなどしていないはずだ。
それにしてもNHKとは安全保障の上できわめて有害な放送局だ。
一方では日中中間線付近での中国の拡張の動きに懸念を示すかのような報道を行いながら、その一方で中国の台湾併呑の動きを正当化する「一つの中国」の宣伝に従っているからだ。
日本の安全保障にとって東支那海と台湾のどちらが重要かと言えば、そのどちらも日本には死活的に重要なのである。
そもそも中国の拡張政策は、台湾を呑み込むために東支那海を支配しようとしているとも言えるし、東支那海を制するために台湾を奪おうとしているとも言える。
いずれにせよその目的は、そのようにして東アジアと西太平洋において覇を唱えることにあるのだ。
中国の国益のために自国の視聴者を騙し続けるNHK。今後中国の力が強くなればなるほど、NHKの背信行為、つまり中国の宣伝代行報道も強化されて行くものと予想される。
しかし国民一般は、そのことにほとんど気づいていないのだ。
下がその地図の写真である。
それと、次の産経新聞が掲載した地図とを比較してみよう。
中間線が日本と台湾の間にまで伸びている。つまり台湾を中国領土として報道したのだ。
したがって日中中間線に関し、NHKは誤報を行ったことになる。
ただもう一つ着目すべきは、日中中間線が日本と韓国との間にまで伸びていることだ。
なぜこのような不自然なことをわざわざしたかと言えば、考えられるのは抗議封じのためであるということだ。
中間線を日台間に伸ばしたことに抗議がきた場合、「これは大雑把なデザイン。だから線は日韓間にまで及んでいる」と言い訳できるよう、細工をしたとしか思えない。
それくらいのことはやるだろう。NHKには、中国と台湾とを地図の上で切り離すことが、どうしてもできないらしいのだ。
そこで思い出すのが、二〇〇四年七月、夜七時のニュースがそのようなものを出したときのこと。
それを見た私が抗議の電話を入れると、橋本という名の国際部デスクが「あれは中華人民共和国の地図ではない。『一つの中国』の地図だ」などと意味のわからない言い訳をして訂正を拒否した。そこで全国に抗議を呼びかけると、事情を知った台湾紙自由時報が抗議のため、テレビ番組欄のNHK(アジアチャンネル)の部分を白紙にするという騒動にまで発展した。
そしてその後、橋本氏もさすがに地図の誤りを認めざるを得なくなり、「今後は二度とあのような地図は出さない」と私に約束。そこで抗議運動も停止されたのだが、この番組は翌月、早くも約束を破り、ふたたび「台湾入り中国地図」を映したのだった。
地図だけではない。昨年四月の報道番組「国際ネットワーク」では、東日本大震災の被災地への各国からの支援物資の一覧フリップを映し出した際、台湾のそれはは中国の項目に入れられていた。
なぜそのようなことを繰り返さなければならないのか。
その理由はもちろん中国への配慮だろう。もし中国が台湾を自国領土だと強弁し、世界各国にその主張を受け入れるよう圧力をかけていなければ、NHKがこうした誤報をわざわざ繰り返し、視聴者に誤った情報を押し付けることなどしていないはずだ。
それにしてもNHKとは安全保障の上できわめて有害な放送局だ。
一方では日中中間線付近での中国の拡張の動きに懸念を示すかのような報道を行いながら、その一方で中国の台湾併呑の動きを正当化する「一つの中国」の宣伝に従っているからだ。
日本の安全保障にとって東支那海と台湾のどちらが重要かと言えば、そのどちらも日本には死活的に重要なのである。
そもそも中国の拡張政策は、台湾を呑み込むために東支那海を支配しようとしているとも言えるし、東支那海を制するために台湾を奪おうとしているとも言える。
いずれにせよその目的は、そのようにして東アジアと西太平洋において覇を唱えることにあるのだ。
中国の国益のために自国の視聴者を騙し続けるNHK。今後中国の力が強くなればなるほど、NHKの背信行為、つまり中国の宣伝代行報道も強化されて行くものと予想される。
しかし国民一般は、そのことにほとんど気づいていないのだ。