中国牽制へ共同声明、日米豪国防相会談
「力による変更に強く反対」
2014.5.30 21:33 [安全保障]
【シンガポール=吉村英輝】小野寺五典(いつのり)防衛相は30日、訪問先のシンガポールで、米国のヘーゲル国防長官、オーストラリアのジョンストン国防相と会談し、「東シナ海および南シナ海における力による一方的な現状変更に強く反対する」とする共同声明をまとめた。名指しを避けながら、地域の緊張を高める中国を牽制(けんせい)することで歩調を合わせた。
小野寺氏は、東シナ海上空での中国軍機による自衛隊機への異常接近などについて説明し、3カ国が安全保障環境の改善で協力していくことを確認。会談後、記者団に「共通の価値観を持った日米豪の連携は重要だ」と語った。
会談では、日本人拉致問題に関する全面調査での北朝鮮との合意も説明され、日本政府動向筋によると、両国からは人権問題解決の進展に向けた動きとして、歓迎の意向が示されたという。
共同声明は、北朝鮮へ、非核化に向けた具体的な行動も要求した。
日米豪防衛相会談は昨年6月以来、1年ぶり。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140530/plc14053021330025-n1.htm
次は、インド国防相を加え、日米豪印国防相会談を行い、中国を挟み撃ちして欲しい。
【関係記事】
●「交わすべきは言葉」 安倍首相、南シナ海での中国を批判 アジア安保会議
●安倍総理のセキュリティダイアモンド構想 NATOや環太平洋諸国と中国の威力防衛を 新機軸の訴えかけ
●安倍総理の「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文
小野寺氏は、東シナ海上空での中国軍機による自衛隊機への異常接近などについて説明し、3カ国が安全保障環境の改善で協力していくことを確認。会談後、記者団に「共通の価値観を持った日米豪の連携は重要だ」と語った。
会談では、日本人拉致問題に関する全面調査での北朝鮮との合意も説明され、日本政府動向筋によると、両国からは人権問題解決の進展に向けた動きとして、歓迎の意向が示されたという。
共同声明は、北朝鮮へ、非核化に向けた具体的な行動も要求した。
日米豪防衛相会談は昨年6月以来、1年ぶり。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140530/plc14053021330025-n1.htm
次は、インド国防相を加え、日米豪印国防相会談を行い、中国を挟み撃ちして欲しい。
【関係記事】
●「交わすべきは言葉」 安倍首相、南シナ海での中国を批判 アジア安保会議
●安倍総理のセキュリティダイアモンド構想 NATOや環太平洋諸国と中国の威力防衛を 新機軸の訴えかけ
●安倍総理の「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます