前回は「相対参照」している数式をコピーすると、コピー元での「参照先」と「参照元」の相対的な位置関係が維持されるように、コピー先の数式が変更されることを確認しました。
それでは複数のセルの範囲の場合はどうなるでしょうか。
次図は成績表です。G2セルはSUM関数で酒本龍馬の合計点を求めています。
=SUM(B2:F2)
このG2セルの数式をG3セルからG6セルにコピーします。
G3セルは =SUM(B3:F3)
G4セルは =SUM(B4:F4)
G5セルは =SUM(B5:F5)
G6セルは =SUM(B6:F6)
となります。
このように複数セルを含む範囲の場合でも、相対的な位置関係が維持されます。
そのため、最初(ここでは酒本龍馬の合計点)の項目の数式を作成すれば、他の項目はそれをコピーするだけでいいのです。
このように、同じ処理をする項目は項目ごとに数式を作るのではなく、最初に作った数式を他の項目にもコピーすることが効率を良くするとともに入力ミスを防ぐことになります。
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