Minuma Factory

趣味のひとつ、電子工作、アマチュア無線を中心を紹介する自己満足ブログです。

安定化電源 DAIWA PS-304修理(その1)

2017-06-26 22:11:59 | 修理・レストア
長期出張等々でしばらくハンダごてを握る時間がありませんでした。 いや、正確に言うと、発注したPCBを待っていた だけですが・・・

昔、大学時代にバイトして買った、無線用の安定化電源PS-304が不調のまま、ずっと家にとっておいたのですが、断捨離決行! と思いつつ、余り電流取らなければ使えるので、「修理してみるか!」と重い腰を上げることに。

症状としては、大電流を取ろうとすると、リミッターが効いて出力が止まってしまいます。 ネットで探してみると、この機種、色々とトラブルが多いようですね。 でも、自分と同じ症状の人は1名のみ。 しかも、いつのまにか直ってるとか・・・

回路図もダウンロードして現物と比較したものの、一向に改善せず。 半導体も1点1点外して確認するのもいいのですが、いっそのこと、PCB毎取り替えちゃえ! ということで、PCB作りました!

もちろん、取り付けネジのピッチも同じく。 オリジナルのPCBは片面のベーク板(紙フェノール?)で如何にも信頼性が・・・

この電源、PCBは3つの回路で、全3種類あるのですが、全て作り直しました。


で・・・ 製作途中の写真はなく、いきなり です。

↓交換前がこちら 昭和の香りがプンプンします。



↓取り替えちゃいます。 ネットに転がっている回路図の乗数と、交換前の乗数が違うので、ここは現物合わせします。




で、動作確認・・・
調整か所は4か所あるのですが、まずは電圧と電流が正しくメーター表示できるように調整します。 テスターとも表示があったので、ひとまず、作動OKです。 が・・・  大電流を取ろうとすると、リミッターがかかるのは変わらず。  原因はここではない ということです。


次はパワトラが載っている基板を交換かな?  もちろん、パワトラ類も新品を入手してます。



奥の基板を、手前の基板に交換します。

夜遅いので、今日はここまで。