今日は私の65歳の誕生日でした。昨日は2番目の娘の旦那さんの誕生日だったので、2人分を合わせて昨夜は誕生日ディナーとなりました。
場所はチェンマイ市内の「水仙亭」という和食レストラン。去年7月に、上の娘の誕生日の食事会に利用したレストランです。一人500バーツくらいですから、とくに安いわけではありませんが、美味しい料理がいくつもあったので、また行ってみました。
妻は右の腋の下に再発した乳がんをずっと抱えているので、体調は必ずしもいいわけではありません。現在チェンマイ大学病院での抗がん剤治療は休止中で、最近になってタイに昔からある民間療法も取り入れるようになりました。ほかに転移の兆候はないので、今すぐどうということはありませんが、腋の下の内部の痛みと、放射線治療の後遺症として残っている傷の痛みがどんどん酷くなってきたので、少し苦労しています。
19歳の上の娘です。昨年10月の交通事故の後遺症で、顔面の右側に傷跡が残っていて、これ以上は特別な皮膚の治療を施さない限りは元に戻りません。でも本人は、ほとんど気にしていないので、今のところ放置しています。最近降ってわいた縁談はそのまま何も決めないで、相手の男とは友達付き合いをしている状態です。そして相変わらず、瀕死の交通事故に遭った(元)恋人のA君の実家で、彼の面倒も看ながらアルバイトをしながら暮らしています。
以前、娘の交通事故の加害者が一切の賠償を拒否してしまったので、裁判をするつもりでした。でも弁護士が、「命にかかわらないこの程度の傷ではお金を取れる見込みがないのでやめた方がいいですよ」とアドバイスしてくれたので、結局あほらしいので止めました。加害者側の、選挙で選ばれて自治体の長を務めている父親の責任放棄という情けない結果は許しがたいですが、妻にこれ以上のストレスをかけないためにも、裁判はしていません。
中学3年の息子は、今通っているバイリンガル学校とは違う別の私立高校へ行くことになり、今日入学納付金5万バーツほどを納めてきました。私はてっきりタイ人のための普通学級を受験したものとばかり思い込んでいましたが、今日お金を納めるときに書類をみたら「英語クラス」となっていました。本人に確かめたら、「そうだよ、英語クラスを受験したんだよ」というので、少々びっくりしました。どうやら英語はかなりできるようなのです。
さて、65歳になった私は年金の手続きを行わなければならないので、今日学校へ行く前に、妻と一緒に日本総領事館へ行ってきました。在留証明書が必要だからです。ところが、同居家族として日本国籍のある息子と、タイ国籍の妻も在留登録をしたのですが、妻は日本人ではないので、在留証明書の中では同居家族として証明できないと言われました。
そのため、住んでいる地区の役場へ行って、妻の住民票をもらってきました。これを日本語に翻訳して添付しなければ、私たちが同居していることの証明にならないからです。案外面倒なものです。日本国の外務省が、在留登録に同居家族として記載してくれたのであれば、どうしてそのことを証明してくれないのか、役所の論理はまったく理解できません。「ほかの人もやってることですから、タイの役場に行ってください」って、一体どういう理屈ですかね?同居していることを証明してくれないのであれば、最初から同居家族としての登録を受け付けるべきではありません。ちょっと腹立たしい日本の役所の不思議な論理です。
さて、このような不愉快なこともありましたが、息子の進路も決まってまずは目出度し目出度しの誕生日でした。来月は妻の43歳の誕生日です。今度はどこで食事会をやるか、今から思案中です。
ところで水仙亭の評価ですが、刺身と寿司は70点、てんぷら、焼き魚としゃぶしゃぶは80点、焼き鳥は90点くらいの感じです。蕎麦やうどんは、私は食べてないので何とも言えません。今回とくに美味しくいただいたのは鮭の兜煮です。最高でした。
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楽あれば苦あり、苦あれば楽あり ですね。
タイの役所は、何でもお金で済みますが 日本の役所
は、いまだに、威張っているだけで 融通の利かない
お役所仕事 に固執しているようですね。
奥様の一刻も早い全快をお祈りします。それからエージシュートも!
まだまだ若いつもりでしたが、最近自分の写真を見ると、すっかりおじいちゃんの姿になってきました。
でも、若いころは美人だった妻の変貌ぶりに比べると、それほどは様変わりしていないつもりです。まだまだ外ではもてますよ、ここはタイですから(笑)
とはいえ、家族との時間が一番大切です。それを再確認した誕生日でした。
いつも子供たちの容姿を褒めてくださっていたと思いますが、今回は誕生日のご祝儀としておじいちゃんまで褒めていただきありがとうございます。
ゴルフ場などでお会いする65歳以上の日本人の方は皆さんお元気で羨ましく思っていました。ついに私もその域に入り、あと10年は現役でいたいものです。第一はゴルフですけど・・・
私も来年の10月に満65歳になりますが幼少の頃に
60歳代の人を見たら立派なおじいちゃん・おばあちゃ
んだったような記憶がありますが自分がその年齢に
なってみるとずいぶん子供じみた感じに思いますね。
いつも楽しみに読ませていただいております。
誕生日おめでとうございます。
60代は、昔は「そろそろ人生の終わり」、現代は「まだまだ先が長い」という違いがあるのでしょうね。だから60代はまだ成熟しきっていない、つまり、まだ子供じみているということになるのでしょうかね・・・
相変わらず、忘れた頃に記事を書いています。それでも読んでくださるのは嬉しい限りです。ありがとうございます。
特に、ご自身の写真の超アップ初めて拝見しました。
色々ご苦労もあるようですが、家族団欒を続けて下さい。
最近、息子さんお元気でしょうか?
小生は団塊世代で、年2回ゴルフ目的で訪タイしてます。
だいぶ前から読んでいただいているようで、恐縮しています。
息子はまた転校して新しい高校へ入学しました。あちこち転々とする運命のようです。
チェンマイでゴルフをされることがあれば、ぜひ事前にご連絡くださいね。車くらいは出しますから。