今日で3日目です。入院中だった時は別として、妻がいない生活は私がタイへ来てから初めてです。一昨日の朝、1人でバスに乗って、実家のあるカムペンペットへ行ってしまいました。夫婦喧嘩したわけでもないのに・・・。
そのわけは後回しにして、妻がいないと子供の様子がかなり違うのです。いつもは親の寝室に入ってきて、一緒にテレビを見たり、それぞれが持っているi-Padで遊んだり、リビングではなく、私たち夫婦の部屋が家族のたまり場になるのです。ところが、妻がいないと子供たちは自分の部屋に籠ることが多くなりました。やっぱりお父さんは口うるさいので人気がないのでしょうか。それとも何か別の理由でもあるのでしょうか・・・
一昨日から家にいないのは妻だけでなく、実は一番上の娘もいません。高校の「観光科」で学んでいる上の娘は、出席日数が3科目も足りなくて、3日間の合宿授業を受けるために、寝袋持参で学校に泊まり込んでいます。朝6時から夜の9時半まで、みっちりとスケジュールが決められていて、3日間は一歩も学校から出ることができないのです。完全に缶詰状態です。ざまあ見ろと言いたいところですが、1科目につき千数百バーツを払っている親にとっても痛いのです。
私と真ん中の娘と息子、その3人の組み合わせで暮らすのはもちろん初めてです。真ん中の娘は昨日14日で学校が終わり、今日から長い休みに入りました。昨日と一昨日は、学校が終わってから惣菜を買ってきたり、ちょっとした料理を作ったり、皿洗いをしたりして、一応食事当番を無難にこなしてくれています。
中1の息子は一足早くお休みに入っています。昨日は、私が年会員になっているメジョー・ゴルフクラブへ一緒に行きました。誕生月に1回だけですが、5人までならトータルで1000バーツ(5人なら1人たったの200バーツ!)のグリーンフィーでプレーできるという特典があるのです。仲の良い友達と、そのお父さんを入れて4人でプレーしてきました。暑いので、かなり消耗しました。とくに息子は途中で「おなかが空いたから、もう打てない」を連発し、とうとう16番ホールでリタイアしてしまいました。あと2ホールをやりきる体力と根性がなかったのです。
息子も娘も、家に帰ると自分の部屋にこもることが多く、ほとんどi-Padばかりしています。映画やアニメを見ているのです。子供たちは「あれをやって、これをやって」と命令すれば家事をやりますが、黙っていると何もしません。
さて実家に帰っている妻ですが、昨日が親戚のタンブン・バーン(新築の完成祝いの行事)、そして17日にやはり親戚の結婚式があるので、4泊5日の日程で里帰りしているのです。よほど居心地がいいのか、妻からは何にも連絡がありません。こちらから電話すると、元気のよい声が返ってきます。普段はわがままな子供たちを怒鳴り飛ばしている妻も、そのストレスから解放されて伸び伸びとしているのでしょう。居なくなってみてはじめて、その有難味がわかります、なんちゃって。
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