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新潟県の陸上競技情報を全国のファン向けに...
全国の陸上情報を新潟県のファン向けに発信します。

2023インターハイ陸上 & 全中陸上  新潟県選手 入賞者まとめ

2023-09-09 22:47:59 | 高校陸上
第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会(インターハイ、全国高等学校総合体育大会)
2023年8月2日~6日 札幌市 厚別公園競技場

● 新潟県選手 入賞者(男子は入賞者なし)

● 女子
1500m 5位 パウリン ワンジク(1)  帝京長岡
 4:16.13 PB

砲丸投 3位 水藻 毬乃(3)  新潟明訓
 13m96 PB 新潟県高校新記録

では、 まずはインターハイ本戦についてと今後のことについて
陸上のインターハイが終了してから1ヵ月以上が経過して、新潟県高校陸上界では、昨日今日の2日間で「秋季高校陸上地区大会」が開催されました。
インターハイにおいては、新潟県男子選手団が入賞者ゼロに終わってしまったということで、新潟県高校男子各選手・関係者にはマジで来年に向けての「立て直し」をしてほしいと思ってます。
その秋季地区大会記録はこちらから ⇒ 新潟下越・佐渡地区大会 上越・中越地区大会
いいモノを持っている選手は多いけど、それをいかにして試合(競技会)で発揮できるかに尽きると思いますが、残念ながら今回のインターハイ新潟県男子選手団は、事前情報による全国高体連指定大会のランキングでメダル圏内・上位圏内に入っていた選手が多かっただけに、(8位以内入賞がどれだけ出るかという観点で言うと)ものの見事に裏切られた感があります。そのようなことで、「10年ぶり 男子は入賞者ゼロ」の新潟県男子選手については、しっかり気合を入れなおしていかないと、しばらくはインターハイ本戦で苦戦することになるでしょう。

一方、女子はインタ-ハイで2名入賞、その二人とも自己ベストを更新しました。
パウリンワンジクについては入学した月の4月から1500m・3000mでコンスタントにいい記録だしていて、それが果たしてインターハイ本戦でも実力発揮なるか注目してましたが、1500mは途中まで3位争いに加わって最終的には5位フィニッシュ。3000m予選は途中棄権に終わりましたけど、来日1年目としては上々といってもいいと思われます。
そして、女子砲丸投の水藻選手については、「メダル」と「14m越え」という2つの目標同時達成を目指していましたが、最終6投目の記録が13m96ということで惜しくも14mには届かず。それでも3位でフィニッシュ 銅メダルとなりました。
今季はシーズンインとなる4月の北陸実業団選手権(with スタートアップ競技会)でいい記録を出して、5月の新潟県高校総体で13m80を記録。6月のU20日本選手権は9人中の9位に終わったということもありましたが、本戦のインターハイで「自分史上最高のパフォーマンス」を発揮、見事メダル獲得に結び付けたといっても過言ではないでしょう。


第50回全日本中学校陸上競技選手権大会(全中陸上)
2023年8月22日(火)~25日(金)
愛媛県松山市 愛媛県総合運動公園陸上競技場(ニンジニアスタジアム)

● 男子
110mH 8位 川村 悠太 (3) 新潟・白根北

4×100mR  
5位 新潟・新津第一
金澤  海生 (3)
白柏  有希 (3)
圓山  寛人 (3)
川内   凜 (3)

砲丸投 6位 佐藤 祐輔 (3)  新潟・山潟
 14m48 PB

● 女子
100m 4位 田村 美桜(3)  南魚沼・塩沢

走高跳 6位 野村 寧音 (3)  新潟・小針

以上です。
男子3000mの小海楽空(3)は決勝9位で惜しくも入賞ならず、男子100mの曽山 蒼生(3)はB決勝3位という結果。
春先からコンスタントにいい記録を出していただけに、全中陸上本戦でも活躍を期待してましたが入賞は果たせませんでした。
本人たちも悔しがっていることでしょうけど、高校でも陸上を続ける際にはその悔しさを忘れずに頑張ってほしいです。
今大会、50回目の全中陸上で入賞した選手達は、4月・5月あたりからの記録会からコンスタントにいい記録を出し続けて入賞まで繋がっていった感があります。
しかし、5月・6月に出したシーズンベストが7月の「中体連指定大会」や8月の「北信越中学」でも更新されていない選手がいて、果たして本戦はどうなるかなという懸念もありましたが、全中決勝では自己ベストでなくても入賞した選手がいました。
ほんとに、入賞した選手達はよく頑張ったと思います。

第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会(北海道インターハイ)やってます

2023-08-05 07:12:25 | 高校陸上
令和5年度 全国高等学校総合体育大会
第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会(北海道インターハイ)
2023年8月2日㈬~8月6日㈰ 北海道札幌市・厚別公園競技場

タイムテーブル・スタートリスト・結果はこちら

全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV.」陸上競技動画配信

真夏の高校生アスリートの祭典 全国高校インターハイ
すでに全日程5日間のうちの3日間が終了し、残るはあと2日間となりました。
のっけからネガティブなことをいいますけど、今年の新潟県選手団
3日間終了した時点で8位以内に入賞したのは
女子1500m 決勝 自己ベストで5位に入賞した帝京長岡の新外国人選手「パウリン ワンジク」
一人だけであります。
それ以外でいうと、北信越大会などでいい成績を残し、本戦で活躍が期待されていた選手がほぼ全員決勝に残れないという結果に終わってしまいました。
まさに「総崩れ」に等しい状態であります。例をあげればきりがないのでここでは割愛しますが、「優勝を狙う」だの「これぐらいのタイムを出したい」と言ってた選手が全員決勝に残れない。ということで、関係者はその原因を究明してから鹿児島特別国体に向けて取り組んでほしいと思うし、残り2日間の競技に出場する選手はとにかくベストを尽くして頑張ってほしいと思います。
さて、今年もインターハイの陸上競技は例年通り2日目・3日目の競技の模様をNHK Eテレで生中継
15:30~15:54(メインチャンネル)、15:54~16:30頃まで(サブチャンネル)のリレー形式で放送されましたが、男子1500m決勝がレース途中でチャンネル切り替えが起こってしまったため中途半端な中継になってしまいました。つきましては、NHKプラス(8月10日まで)またはインハイTV.動画サイトなどで改めてノーカットのレースをご覧いただきたいと思います。
それはさておき テレビ放送で紹介された種目、どの種目も熱い戦いでしたね。
それらの中から1種目だけ紹介しますが、
大会2日目(テレビ放送1日目)の男子走幅跳 決勝

1位から4位までが3㎝差以内にひしめく大激戦。そこで優勝したのは米沢中央(山形)の殿岡 稟太郎(3)でした。
実は米沢中央高校、今年4月開催の新潟県内の競技会に3週連続(新潟市、新発田市、胎内市)で出場して、その中の3週目にあたる「下越選手権」では追風4.8mで6m99を出すなどして徐々に調子を上げていったという印象がありました。本戦のインターハイでは見事自己ベストで優勝したということなので、まさに新潟県内でのスタートアップがインターハイ優勝につながっていったという稀なケースになりました。本当に優勝おめでとうございました。
このほかにも、女子1500m決勝でカロライン(神村学園)が高校新記録(※ 外国人留学生の最高記録)で優勝、男子砲丸投決勝で近畿地区勢が6人決勝に残るなど印象に残ったシーンが多く見受けられました。
さぁ、残り2日間の戦い まずは4日目の競技開始まであと3時間をきりました。
ここからはインハイTV LIVE配信で選手達を応援しましょう。
そして、新潟県選手団の巻き返しにも期待したいと思います。

2023全国高校総体陸上予選会終了 ⇒ ランキングチェック!

2023-06-24 20:27:44 | 高校陸上
2023年6月13日(火曜日)から始まった北海道高校総体陸上から始まり、6月19日(月曜日)の南・北 関東高校陸上(同一会場で実施)、全国高校IH南九州予選会終了まで
全国10会場・11ブロックで行われた全国高校総体陸上最終予選会=ブロック大会が終了し、北海道で行われるインターハイの出場予定選手が出そろいました。
自分は新潟県の陸上関係者ですので「北信越大会」の記録は常に注目してますが、それ以外のブロック大会の状況も気になるところであります。
やはり日本選手権(U20・18・16大会など)とは違ってインターハイに出場するためには「勝ち抜き戦」を勝ち上がっていかなければいけないけど、毎年南関東ブロックの男子4×400mR決勝は7位の記録レベルが高く、一部のファンからは「インターハイエントリーも標準記録制にすべきだ」なんていう声があがってきます。
まぁ、新潟県の高体連陸上の関係者もそのような声があがっているのはわかっているようですが、「夏の高校野球のように勝ち上がっていくのが夏の高校スポーツらしさだろ」という声もあるので、なかなか標準記録化は難しいといったところではないでしょうか?
しかし、同一会場で行われた関東高校陸上男子4×400mR 北と南でレベルが違うのは明らかでした。

2023北関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:20~
1) 3.14.40 東京農大ニ   群馬
2) 3.15.04 牛久栄進高   茨城
3) 3.15.95 作新学院高   栃木
4) 3.16.37 白鴎大足利高  栃木
5) 3.17.98 牛久高     茨城
6) 3.18.22 渋川高     群馬
7) 3.18.44 武南高     埼玉
8) 3.18.84 伊奈学園総合高 埼玉

2023南関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:30~
1) 3.10.31 城西大附城西高   東京
2) 3.10.53 市柏高       千葉
3) 3.10.54 相洋高       神奈川
4) 3.11.36 法政二高      神奈川
5) 3.12.51 市船橋高      千葉
6) 3.12.60 日本工大駒場高   東京 
7) 3.13.30 東海大附市原望洋高 千葉
8) 3.13.74 明大附中野高    東京

※ 6位までがインターハイ出場権獲得

今時点でこちらに入っている情報だとこの南関東決勝のタイムで、東海大望洋は今季日本高校ランキングにおいて、(インターハイ不出場組も含めて)全国16番目、明大中野は19番目に位置されていますが、南関東で7・8位になってしまってはインターハイに出場できません。ここが勝ち抜き戦の厳しいところですが、それでも「インターハイエントリーは参加標準記録にすべきだ」という声があがってるんですよね。

まぁこの他にも、北信越ブロック大会の優勝記録と近畿インターハイの7位記録(一部種目は5位)が比較されることもあり、その件で言うと北信越女子が非常に「近畿の7位」などに対して記録レベルが低いと言われる種目がありますね。

女子400m 決勝
北信越大会優勝記録 56.92
近畿大会7位の記録 56.26

女子5000m競歩 決勝
北信越大会優勝記録 25:02.36
近畿大会7位の記録 24:58.70 (5000m競歩は男女とも5位までがインターハイに出場)

女子走高跳 決勝
北信越大会優勝 1m61
近畿大会7位   1m65

女子三段跳 決勝
北信越大会優勝 11m98(+1.2)
近畿大会5位  12m22 (※ 女子三段跳は4位までがIH出場)

このような感じで、今年の近畿大会は悪条件のためか、上記のように北信越優勝記録が「近畿大会決勝のインターハイ不出場最高記録」に負けるという件は割と少なかったように感じてますが、それでも北信越女子走高跳は優勝者以外は1m61をクリアできていないので、インターハイ本番での「予選」のスタートの高さが1m62に設定されたらどういうことになるか? それは各自で想像願いますね。
というわけで、勝ち上がることが大事なインターハイ予選において、いかに近畿・南関東が苦労して戦っているかということも一応知っておいていただければと思います。
以上、こんなところです。

2023北信越高等学校陸上競技対校選手権大会 フィールド競技・競歩・混成競技 出場選手ランキング

2023-06-14 20:04:11 | 高校陸上
2023 第62回北信越高等学校陸上競技対校選手権大会
ここからはフィールド競技・競歩・混成競技 出場選手ランキングをお届けします。
Twitterで公開したものを再アップする形になるので既にご覧になった方には新鮮味はないかもしれませんが、はじめて見る人は興味深く見ていただけるかと思います。
原則、5月中の「富山県高校総体」&「福井県高校総体」終了時点での、当北信越に駒を進めた全選手の「シーズンベスト」のランキングになってます。
ただし、各県高校総体の決勝や、地区予選(長野県・新潟県が該当)において「追風参考記録」が多発した男子走幅跳・女子走幅跳・男子三段跳については、全員ではなく「公認記録によるトップ8」の発表にとどめることにします。本来は公開しないつもりでしたが、じゃあ追風参考だったらどのぐらいの記録が出ているのか見たい、という要望もありましたので、さっそくここで公開することにします。
こちらです。


ということで、参考程度にご覧いただきたいと思います。ただ、何故か北信越高校対校選手権の走幅跳のピットには「魔物」が潜んでいるようで、過去にも公認でランキング1位だった選手がトップ8に残れなかったり、また有力視されていた選手が3連続ファウルで記録なしというケースもあり、さらには優勝候補にはあがっていなかった選手が強い追風を見方に大ジャンプを見せて優勝する(2021年の男子走幅跳決勝が該当)ということもありました。なので、この3種目決勝は何が起こるかわかりません。

それでは、この3種目以外は、全出場予定選手のランキングになります。
フィールド競技(タイムテーブル記載順)⇒ 競歩 ⇒ 混成競技の順にアップします。
それでは、一気にどうぞ。

● フィールド競技
(1日目 競技開始予定時刻)
女子棒高跳   14:00
男子ハンマー投 14:10
男子走幅跳   14:15 (公認トップ8としてランキング掲載済み)
女子砲丸投   14:35





(2日目 競技開始予定時刻)
女子走高跳     9:25
女子ハンマー投   9:30
男子やり投    12:10
男子走高跳    13:20
女子走幅跳    13:30 (公認トップ8としてランキング掲載済み)







(3日目 競技開始予定時刻)
男子砲丸投    9:30
男子棒高跳   13:00
男子三段跳   14:00(公認トップ8としてランキング掲載済み)
女子やり投   14:30





(4日目 競技開始予定時刻)
男子円盤投   9:25
女子三段跳  12:20
女子円盤投  13:15






● 女子・男子競歩
女子5000m競歩 決勝  2023/06/16㈮ 14:05
男子5000m競歩 決勝  2023/06/18㈰ 10:00




● 男子八種競技・女子七種競技



以上になります。
これらのランキングは参考程度でご覧いただき、出場選手はさらなる記録更新やインターハイ出場権目指して頑張ってほしいと思います。
当北信越大会 いよいよ明日から開幕ですね。

2023北信越高校体育大会(陸上競技)事前情報収集中!

2023-06-07 22:55:27 | 高校陸上
きょうは2023年6月7日。
北信越各県の高校総体陸上、陸上日本選手権(メイン競技会)なども終わったところですが、毎年この時期になるとTwitter恒例企画
「北信越高等学校陸上競技対校選手権大会 出場者ランキング」
というのを作ってます。
ただし、「フィールド競技・競歩・混成競技 応援企画」として実施しているので、トラック競技のランキング発表は原則として行わないということにしていますが、余裕があれば注目のトラック種目についても何種目かランキングを出します。さらに、幅跳び・三段跳びについては、各県高校総体の優勝記録が追風参考記録になって、公認(+2.0m)よりも上回る選手が多いという事情から、今年2023年については「女子三段跳」のみ発表ということにしました。後日Twitterにアップする予定です。
シーズンベストでランキングを作りますが、種目ごとにいろんな傾向が見られるのが興味深いです。
インターハイ出場権を巡る争いが混戦で面白そうな種目もあります。
そういったところもピックアップしながら、高校の北信越大会開催前をみんなで楽しんでいただけたらと思います。
後ほどこのブログでもランキングを紹介しますので、Twitterを見ないという方はお待ちいただければと思います。
それにしても、北信越各県高校総体の幅・三段跳 今年度も、どこの競技場も風が強い傾向になるね。