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全国の陸上情報を新潟県のファン向けに発信します。

2023新潟県高校総体陸上 女子七種競技 最終結果

2023-05-29 23:50:07 | 高校陸上
さっそくご覧ください。こちらです


というわけで、上越・中越地区から唯一人出場という松田若葉(新潟産大附)が大会新記録で優勝。
この種目で当高校総体連覇がかかっていた植木明音は2位になりました。
最初の100mH、続く走高跳で松田が植木に勝ったことで勢いがついた格好になりましたね。
2種目目走高跳は、当県高校総体 単独種目の優勝記録=1m50を上回る1m54をクリアした松田に対し、植木は1m40止まりで終了。
こういう展開になると松田は強いのでしょうか。終わって見れば種目別トップの数は松田が5種目、植木は2種目(走幅跳&800m)。
総合点で植木に480点の大差をつけて圧勝した松田、新潟日報のインタビューに対して
「この点数(4544点)をまぐれにしない」とコメント。
一方、昨年インターハイに出場しているだけに、このままでは終われない植木。
この二人の対決は「北信越高校体育大会」へと続きます。
松田が勢いそのままに 北信越も制するのか? はたまた、植木の逆襲はあるのか?
そして、この二人に 各県予選会の上位選手も絡んできます。
さぁ、北信越高校体育大会の七種競技 どんな戦いになるでしょうか?

2023新潟県高校総体陸上4日目 (5月28日)フィールド競技の結果

2023-05-28 15:38:32 | 高校陸上
2023新潟県高校総体陸上 4日目=最終日
フィールド競技は3つの決勝種目が行われました。
では、男子円盤投、女子三段跳、女子円盤投の順に結果をご覧ください。




男子円盤投決勝は、今大会やり投を制した篠原暖日(高田高校)が大幅に自己ベストを更新して優勝。投擲2冠達成です。
4月23日の上越選手権で38m09,これが大会前までのシーズンベスト。5月の上越・中越地区予選会は8位という結果でしたが、本大会では3投目に42m台を投げてトップに立ち、そのまま逃げ切ったという内容です。
女子三段跳は東京学館新潟の三膳りりあが自己ベストを更新して優勝。走幅跳でも2位に入っていて、2冠にはなりませんが2種目で上位入賞です。
2位には同じく東京学館新潟の1年生 江田なつみが入りました。4位までが北信越高校体育大会出場権獲得となります。
そして、本大会最後のフィールド競技=女子円盤投決勝は開志国際の山本 絆、こちらも自己ベストで優勝です。

以上、当県高校総体陸上 フィールド競技の結果をお伝えしました。

2023新潟県高校総体陸上 3日目(5月27日)フィールド競技の結果

2023-05-28 12:18:23 | 高校陸上
2023新潟県高校総体陸上 3日目フィールド競技の結果
男子棒高跳、三段跳、砲丸投、女子やり投の順にご覧いただけます。




(女子やり投 決勝 試技表)


という、3日目フィールド競技の結果です。
男子棒高跳&三段跳は開志国際の山内裕太が優勝して、1日目の走幅跳優勝と合わせての「跳躍3冠」を達成しました。
「棒高と三段を得意としている」というのをこのブログ内では紹介しましたが、山内の最大のネックはその両種目決勝が同じ日に組まれた、ということではないかと思います。
増して 棒高跳は元々(競技時間が)長丁場の種目ですし、それが終わってからの三段跳出場なので疲労度も半端ない状態だったかと思いますが、棒高跳びでは5m01をクリアして自己新&大会新で優勝、三段跳びでは1本目の14m32で早々と優勝が決まったというような感じになってました。
次は北信越高校体育大会出場となりますが 競技日程を見ると、走幅跳決勝は1日目ですが、またしても棒高跳と三段跳が同じ日(3日目)に組まれているということで、出場種目は「本職」の棒高跳1本に絞ることが想定されます。そういうことで、山内選手の対応はいかに。
男子砲丸投決勝は、こちらも開志国際の選手=田村凪が優勝。
自己ベストは昨年秋「北信越高校新人大会」で優勝した時の14m45でありますが、大会前までのシーズンベストは4月の下越選手権での13m99にとどまってましたので、今回の優勝記録=14m23は今季初の14m越えとなります。
と、ここまで3種目は開志国際高校の選手が優勝。
女子やり投も優勝して「3日目フィールド競技 開志国際 ミッションコンプリートなるか?」
といったところでしたが、それを見事に阻止したのは東京学館新潟の神保奈々でした。
開志国際3人(平野、万徳、荒井) 対 神保奈々の戦いは4月から続いていますが、今回の新潟県高校総体では前半戦から4選手が40m越えを見せるという熱い戦いになってました。
そして、最終投擲では4人とも記録を伸ばしてフィニッシュ。
順位が目まぐるしく入れ替わる激戦を制したのが神保奈々ということになりました。
新潟県の高校女子やり投、ますます面白くなっていきそうな予感がします。
北信越大会 楽しみです。

以上、フィールド競技3日目の結果でした。

2023新潟県高校総体陸上 男子八種競技の結果

2023-05-28 08:25:30 | 高校陸上
さっそくご覧ください。男子八種競技の最終結果です。


この種目の第一人者=新潟県高校記録保持者である神田大和(開志国際)が大会新記録で優勝しました。
総合点が伸びなかったのは100mと110mHが向風の影響でタイムが伸びなかったというのもありますが、それでも8種目中5種目(100m、走高跳、1500mを除く)で種目別トップを獲って貫禄を見せた、という形です。自己ベスト5500点に対しての5264点ということで、100m,110mHが両方とも追風の条件になれば得点はさらにアップしてくることでしょう。
2位の矢代珀(新潟産大附)は昨年秋の「北信越高校新人大会」3位の実力者。今回は5000点を下回る4900点台の記録になったが、北信越大会ではどうなるか?
以下、3位 村上高校の小野、4位 万代の阿部拓海と続き、この上位4名までが北信越高校体育大会に進むことになります。

2023新潟県高校総体陸上 2日目(5月26日)フィールド競技の結果について

2023-05-27 22:41:39 | 高校陸上
2023新潟県高校総体陸上 2日目
フィールド競技の結果について振り返る。

まずは女子走高跳 決勝


この種目は、5月の上越中越地区予選会1位通過の西條詩乃が1m50で優勝しました。
西條選手の自己ベストは2020年=中学3年の時の1m55でありますが、高校3年になってもいまだに自己ベストが更新できていません。
それでも5月に入ると上越中越予選会は「優勝決定戦ジャンプオフ」を制し、本大会では1m50までの試技をすべて1回でクリアするなど、勝負強さが出ました。
次の北信越高校体育大会では、自己ベスト更新はあるのでしょうか? 引き続き注目しますね。
そして、当大会では5位が3人になったため 6位以内入賞者が合計7名になりました。
よって、「北信越出場決定戦」と称して その該当者3人によるジャンプオフが行われました。
結果、ジャンプオフ1本目の1m50をクリアした新潟・下越・佐渡地区大会優勝の阿部 七海(北越)が事実上5位、同じく1m48をクリアした田中愛美(新潟産大附)が事実上6位で北信越大会出場権を獲得しました。
その結果、2年前に1m60を跳んでいた大屋 那奈(日本文理)が敗退するという結果になりました。
もっとも、今回の通常試技での成績はシーズンベストと同じの1m45(5位)ではありましたが、ジャンプオフでは勝ち切れませんでした。


男子走高跳 決勝
2022年全国中学校体育大会(全中陸上)のチャンピオン
青森県出身の東隆臣(日本文理)が今季2度目の2mジャンプで「1年生優勝」となりました。
当ブログにおいては、今大会は東、関崎という二人の全中陸上チャンピオンと、昨年7月に2mジャンプを記録している星(十日町)の3人で3強という表現を使いました。
東が優勝、星が2位、関崎は自己ベストを更新したけど4位。星、関崎の間に割って入って3位になったのは中越高校の井開 琉未那 こちらも自己ベスト更新ということで、
東選手たちだけでなくもう一人新しい、いい選手が出てきたな、という印象を受けました。
さて 北信越高校体育大会では、この中から何人が6位以内に入賞して全国大会(インターハイ)に進むのか。
各選手の頑張りに注目していただければと思います。


女子走幅跳 決勝
2022年全中陸上 この種目の銅メダリスト 荻野(十日町)は3連続ファウルで敗退。
2年連続当高校総体 七種競技との2冠を目指した植木明音は1回目の5m30が当日のベストとなり4位にとどまる。
そして、今大会優勝したのは前年大会2位の長谷川美桜。荻野、植木らが思うようないい結果を残せない中、3回目の5m54で前半戦トップ通過。優勝が決まったあとの最後の跳躍で追風3mながら5m86を跳んでフィニッシュしました。
新潟下越佐渡地区の予選会では、1本目に5m25、2本目ファウル。以上2回跳んだだけで終了(順位は2位)という形になりましたが、この県大会ではビッグジャンプを見せました。


女子ハンマー投は4位までが北信越大会出場権獲得
新潟下越佐渡地区予選会では2位だった渡部 愛生(開志国際)が自己ベストを大幅に更新して優勝。
その一方で、同予選会1位通過だった塩田もも(新発田南)が4回目から6回目まで3連続ファウルで記録を伸ばせず5位となってしまいました。
その他、東京学館新潟の土屋と八海の庭野は自己ベストに近い記録、阿部は自己ベストを3m近く更新という形です。


男子やり投 決勝
高田高校の篠原 暖日が終盤5回目・6回目に60m越えを連発してこの大会2連覇達成。
昨年は北信越大会2位を経てインターハイに出場しているものの決勝へは進めずということなので、今年こそは と意気込んでいることでしょう。
投擲4種目をこなす上に100mのベストが12秒23という記録も持っているという選手です。


以上、大会2日目 フィールド競技の結果についてお伝えしました。