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新潟県の陸上競技情報を全国のファン向けに...
全国の陸上情報を新潟県のファン向けに発信します。

やっぱり山形県縦断駅伝は面白い!

2023-04-28 21:03:03 | 駅伝
第67回山形県縦断駅伝競走大会
2023年4月27日・28日・29日
1日目遊佐町スタートから 3日目山形市・山形メディアタワーFinishまで
全29区間 総距離307km

今年も山形県縦断駅伝の季節がやってきました~ といったところで、もう既に2日目までのレースが終了しておりますね。この駅伝 私 大ファンでありまして、数年前までは 会社から帰って夕食を食べたら録音しておいたYBCラジオの実況音声を聴いてましたが、近年はYouTubeライブ配信で先頭争いの映像が実況つきで見られるようになって楽しさ倍増といった感じになってます。
各日毎の優勝争いはその日の最終区までもつれるという展開になっていて、初日(遊佐 ⇒新庄間 113.7km / 11区間)は南陽東置賜が1位、2位は32秒差で天童東村山。
2日目(新庄 ⇒長井間 113.4km / 10区間)は寒河江西村山が1位、南陽東置賜が2位、その差1分08秒。最終区間で逆転がありました。
2日目まで終了した時点での総合結果(227.1km / 21区間)は南陽東置賜がトップ、2位酒田飽海との差は5分46秒という差を持って最終日 8区間 79.9kmの戦いへ入っていきます。
もう よほどのアクシデントがない限り南陽東置賜の総合11連覇は可能性が高い状態になってますが、最終日はお待ちかねの中学生区間が2区間設定されているということで。
まぁ、1区間あたりの中学生区間距離はふくしま駅伝と比較しても短め(3kmを少し超えるような距離)ですが、当駅伝初出場の選手にとっては大きな1歩を踏み出すことになるでしょう。
そして、明日最終日のYBCラジオ実況中継は中断なしの完全生中継です。[注1]
そんなことで、最終日79.9kmでの日間順位争いと307kmの総合順位争いはどうなるか。速報サイトの順位もちらちら見ながらYouTubeライブ配信を見ていただければと思います。

と書いたところで、自分はこれからアーカイヴ映像をじっくり眺めますね。

[注1]YBCラジオでは初日と2日目については正午前(正確には11時59分)から13分20分まで別番組を放送する関係で中継が中断している。

女子長距離 帝京長岡高校に新外国人留学生

2023-04-25 23:16:18 | 高校陸上
さっそく本題。
標題の通り、帝京長岡高校に新しい外国人留学生が入学してきました。
二人いますが、今回はそのうちの一人を紹介。
その名は「パウリン ワンジク」
2023年4月22日(土)日本体育大学長距離競技会(神奈川県)にて
女子3000m 2組目 9分27秒74で1着フィニッシュ。
さっそく速さを見せつけてますね。
このワンジクは翌日4月23日 今度は新潟県の胎内市陸上競技場に移動して
「第49回下越陸上選手権」 この時は強風の影響だったのでしょうか 10分00秒25というタイムでしたが、それでも1着。これをもって新潟県内陸上競技会デビューとなりました。
新潟県高校陸上界の外国人留学生、女子にはほかにも開志国際高校のマーガレット アロットエカラレという強い選手もいます。
今年のインターハイ予選関連大会、県大会、北信越大会まではワンジクとエカラレの二人でどんどん前へ行ってしまうような展開が予想されますが、新潟県高校女子の長距離選手はこの二人にどこまでついていけるか。5月6日から3日間開催の新潟県高校総体地区予選会は、二人の留学生は別ブロックになるので一緒に走ることはありません。でも、地区予選会の3000mに出走すれば間違いなく県大会出場権は獲ってくるでしょうから、そこからどうなっていくかということになります。
「今から楽しみ」というのはまだ早い気もしますが、今年の新潟県女子長距離3000mに関していえば、そんな状況が想定されるということです。

2023日本学生陸上個人選手権 全日程終了

2023-04-25 21:18:12 | 一般・学生陸上
2023日本学生陸上個人選手権 
4月21日(金曜日)から3日間 レモンガススタジアム平塚(ハンマー投は東海大学陸上競技場)で開催

まず、最終日の情報から
〇 個人的に注目していた2選手の結果
男子200m予選 日本大学の木村峻也選手は21.45(+0.8)で予選落ち
女子やり投 2022年日本インカレ優勝者の木村 玲奈選手(新潟医療福祉大)は3位でした。

その他の情報として
女子長距離 帝京長岡高校を卒業して大東文化大学に進学した外国人留学生のサラ ワンジル選手
女子5000mで優勝しました。15分33秒29 自己ベスト&大会記録を更新してます。
ついに大東文化大学の女子長距離も留学生を受け入れましたね。大学女子駅伝 大東文化大学は今後どうなるでしょうか?

以上、ここまで2023日本学生陸上個人選手権の詳報でした。
この大会の結果を受けて、本日4月25日に日本学生陸上競技連合の方から
「FISUワールドユニバーシティゲームズ」(2021/成都)の日本代表選手一覧が発表になりました。
その中で、新潟県出身選手関係で言うと、男子10000mで優勝した城西大学の山本唯翔選手(開志国際高)も代表に選ばれております。
本人はTwitterで
「悔いなく、恥のない走りをできるように、これからしっかりと準備していきます。」ということであります。
新潟県の陸上ファンのみなさん、そして山本選手のファンのみなさん これからも応援よろしくお願いしますね。
「ワールドユニバーシティゲームズ」というのは、ユニバーシアードから名称変更した国際大会の名前でありまして、いわば大学生のオリンピックともいえる大会です。
陸上競技は2023年8月1日(火)~8月6日(木)中国・成都で開催です。インターハイの陸上競技と似たような時期に開催されますが、そちらの大会にも注目していただければと思います。

2023日本学生陸上個人選手権 2日目情報 女子編

2023-04-23 20:33:59 | 一般・学生陸上
2023日本学生陸上競技個人選手権
ここでは新潟県出身選手 および新潟医療福祉大所属の選手の情報を中心にお伝えしています。
1つ前の記事では新潟県出身男子選手2名が優勝、男子100m決勝で稲毛選手銅メダルというのをお伝えしました。
では、女子の方はどうか?
2日目(4月22日)は東海大学陸上競技場で行われた女子ハンマー投でエパサカ テレサ(新潟医療福祉大、兵庫県出身)が4位入賞。
4回目終了時点では3位につけていましたが、5回目で勝冶 玲海(九州共立大)が記録を伸ばして3位に浮上。エパサカは5投目ファウル、6投目記録を伸ばせずという内容となり最終結果は4位ということになりました。

そして、女子10000m競歩 決勝
2020年に全国高校陸上競技大会(コロナ渦の影響で大会自体が中止となった全国高校総体=インターハイの代替大会)にて5000m競歩で優勝した山岸芽生(中京大学、十日町高校出身)
9000mからのロングスパートで後続を一気に引き離して1着フィニッシュ。実に2年半ぶりの全国大会トラック競歩優勝となりました。
そして、村上桜ヶ丘高校から今春金沢学院大学に進学した近藤葉香(村上市出身、山北中学校卒)が8位入賞。
この女子10000m競歩に関していえば本当は柳井綾音(立命館大学)という絶対女王がエントリーしていたものの体調不良で欠場。
さらに(トラックのタイムでいえば)山岸よりも速い選手が何人かいたはずですが、欠場だったり、早々と先頭集団から脱落する選手がいたり、失格した選手もいました。そんな中で山岸選手は勝つチャンスをきっちりモノにして金メダルを掴んだ、という形になりました。(ちなみにトラック競技でのタイムによる山岸のエントリーランキング順位は10位)
これにより 日本学生陸上個人選手権の女子10000m競歩で新潟県出身選手の金メダルは初めてということになりましたし、同時に新潟県出身選手2名入賞も初めてとなりました。
秋の日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)での活躍も楽しみにしたいと思います。秋になれば、今回体調不良者なども含めて振るわなかった選手も巻き返してくるはずなので、それに負けないように各選手は精進していただければと思います。
ともあれ山岸選手、金メダルおめでとうございます。
これで、当学生個人選手権 新潟県出身選手の金メダルは男女合わせて3つになりました。

2023日本学生陸上個人選手権 2日目まで終了

2023-04-22 23:04:51 | 一般・学生陸上
2023日本学生陸上競技個人選手権
4月21日(金)から3日間、レモンガススタジアム平塚(ハンマー投は東海大学陸上競技場)で行われております。
その21日=初日から、新潟県の陸上競技ファンにとって かなり嬉しいニュースが入りました。
開志国際高校出身の2選手が優勝しました。
まず午前中に行われた「男子円盤投 決勝」
北原博企選手(新潟医療福祉大)
3投目でトップに立ち、4投目で山下 航生(九州共立大M2)に一旦逆転されるもその直後の投擲で再逆転して首位返り咲き。
最終6投目、山下が記録を伸ばすも北原の4投目記録には僅かに及ばすということで、北原の優勝が本人の最終6投目を待たずに決定しました。
そして北原は最終6投目でこの日のベスト=自己ベストを更新して金メダルに華を添えるような形になりました。
49m台だった1投目とファウルになった5投目を除けば、本大会6投中4投で昨年までの自己ベスト(52m01、日本選手権7位入賞時の記録)を上回るという、尻上がりに調子が上がってる状態の中での優勝ということが言えるでしょう。これはもう「見事な勝ち方」と言っても過言ではないですね。
そして、出場者が2名というレースになった男子10000m決勝は、今年の第99回箱根駅伝 5区(山登り区間)の区間賞=山本唯翔(城西大学)が5000m過ぎから前に出て、そのまま1着でフィニッシュ。
かなり異例でもあり難しいレースだったと思いますが、よく走ったと思います。
さらに22日(土)は早稲田大学の稲毛碧選手(東京学館新潟高)、男子100m決勝で3位に入賞。
「柏崎選手権」のようにバックストレートを使用しての決勝レースで、2レーンに配置された稲毛選手でしたが、10.30(+1.7)自己ベスト更新で3着ということでした。
昨年の学生陸上個人選手権でもメダル獲得&自己ベスト更新(2位、10.32、+1.6)。
今年は3位になりましたが、2年連続メダル確保は立派だと思います。
他にも、新潟県出身選手ではないけど、新潟医療福祉大の選手達、何名かの選手が8位以内入賞を果たしています。
ということで、いよいよ残すは最終日となります。
日本大学の木村峻也選手(新潟産業大学附属高校)200m出場予定。昨年秋の柏崎の記録会で出した20.73で、当個人選手権 出場選手ランキング3位となってます。
果たしてその結果はいかに?
そして、昨年日本インカレの女子やり投で優勝した新潟医療福祉大の木村玲奈選手(近江高・滋賀県)にも注目したいです。