鯨爆弾とは、座礁鯨などの死体が、腐敗により死体内部にメタンガスなどが蓄積、膨脹し破裂する現象です。
爆発と呼ばれますが、燃焼するわけではありません。
自然破裂するものや、クジラの腐敗死体を廃棄処分するための解体作業中に、刃物で切り付けた部分から皮が弾け、破裂する場合があります。
また、人為的に爆破したものもあります。
破裂の模様は世界各地で度々報道され、SNSなどでシェアされています。
破裂すると、周囲には臭い匂いや血や内臓などが飛び散り、物を破壊したり人を傷つけたりする危険があります。
クジラの爆発を防ぐには、死体を沖へ曳航するか、焼いて埋めるか、切り刻んで処理するかなどの方法がありますが、それぞれに課題やリスクがあります。
クジラの死体に近づかないように注意しましょう。
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