キックバックを受けた国会議員の名前と金額については、現在、東京地検特捜部が捜査を進めている事件があります。
それは、自民党の清和政策研究会(安倍派)と志帥会(二階派)が、政治資金パーティーの収入の一部を所属議員に還流し、政治資金収支報告書に記載しなかった疑いです。
- キックバックを受けたとされる議員の数は、安倍派と二階派を合わせて約100人に上るという報道があります。
- キックバックの金額は、議員ごとに数十万円から数千万円までさまざまですが、最も多かったのは、大野泰正参院議員(安倍派)で、5000万円超だとされています。
- キックバックの金額がベスト3とも言われているのは、大野泰正参院議員(安倍派)、谷川弥一衆院議員(安倍派)、池田佳隆衆院議員(安倍派)の3人で、それぞれ4000万円超のキックバックを受けたとされています。
- キックバックを受けたとされる議員の一覧表や金額上位のランキング表が、安倍派から特捜部に任意提出されたという報道がありますが、その内容は公開されていません。
その中には、以下のような議員の名前があったとされています。
- 松野博一参院議員(安倍派):1000万円超
- 西村康稔衆院議員(二階派):数百万円
- 大野泰正参院議員(安倍派):5000万円超
- 池田佳隆衆院議員(安倍派):4000万円超
- 谷川弥一衆院議員(安倍派):4000万円超
- 岩屋毅元防衛相(麻生派):500万円
ただし、これらの議員はいずれも容疑を否認しており、起訴や逮捕はされていません。
特捜部は、パソコンや携帯電話などを押収し、カネの流れや指示、承諾などを詳しく調べているとみられます。
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