旅の恥はかきすてぢゃ!

二人で歩いた旅の記録。二人だからいいんです。

アビス(完全版)

2010-11-06 11:26:45 | 映画感想文
1989米
<キャスト&スタッフ>
バッド・ブリッグマン…エド・ハリス(仲村秀生)
リンジー…メアリー・エリザベス・マストラントニオ(高島雅羅)
コフィ大尉…マイケル・ビーン(千田光男)

監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ゲイル・アン・ハード
撮影:マイケル・サロモン
音楽:アラン・シルベストリ

●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:木原たけし/佐藤真紀(完全版追加シーン)

<ストーリー>
暗黒と寒冷と恐るべき水圧で人類を拒むアビス〈海溝〉。行方不明になった米・原子力潜水艦救出指令を受けた深海油田発掘基地“ディープ・コア”のクルーと海軍ダイバー・チーム“シール”は、その地球上の未知なる場所へと足を踏み入れた……。

以上アマゾンより引用


先日、ロストシンボルを読んだ。
その中で完全液体呼吸に触れる内容があり、そこで引用されていた映画がアビスだった。
そこで気になり早速鑑賞。

アバターのジェームス・キャメロン監督の作品。
ABYSSとは「海溝」という意味であり、未知の深海が舞台となっています。

アバターでその世界観に衝撃を受けたのですが、20年以上前のこの作品の世界観にも同じような衝撃を受けました。
未だ見ぬ世界への人間の想像力というのは尽きることがないのでしょうか。

当時の技術で表現される深海の深い青を中心とした世界はとても美しく、今のCGでの表現とは違う魅力を感じました。
まるで自分が深海5000メートルに連れていかれたような気持ちで見入ってしまいます。

もし、既にエイリアンが地球に住みついるとすれば深海というのは多いにありえるんだろうな。
そのエイリアンが生まれた環境が地上よりも深海の方が近い、という可能性は五分五分なんじゃないかな。
そんなエイリアンが人類を観察した時に、共存できる存在とみられるのか、ただの害虫とみなされるかはわからないな。
もしかして交渉相手に選ぶのは人類ではないかもね。
猿やイルカだったりして。
ゴキブリだってありえるかもね。

アバターの方が先に見たのですが、ジェームス・キャメロン監督の中にある考えというのは実は一環していて、アバターで描いたことは決して新しいことではなかったんだなと思った。
変わらない思いを新たな手法で描き続けるジェームス・キャメロン監督がすごく好きになったな。