冬の強風

土曜日、発達した低気圧の影響で、平野部でも強風が吹き荒れた

宇都宮地方気象台によると、最大風速は午前７時１５分に宇都宮で１８・１メートルを観測したほか、黒磯で１１・７メートル、鹿沼で１０・９メートルに達し、いずれも１月の観測史上最大になった

朝、カーポートの残部の波板が強風で2枚外れてしまった。　カーポートは縦に2つ有り、後ろが長さ８尺（２４２０ｍｍ）×8枚の波板
前が長さ９尺（２７３０ｍｍ）の波板×8枚の波板
が載っている　　今までメンテなどしたことがなく、波板その他固定方法など半日かけてネットで調査した。　後部のカーポートは築20年以上？　前部のカーポートは18年程で、波板は一度も交換したことがなく、後部の波板は結構穴があいていて耐用年数を経過している。　しかし今回風ではずれたのは、築年数が浅い前部の方だ。　支柱は業者が基礎工事をしっかりと行っているのでいるので問題はない。一説によると強風時には支柱ごと倒壊しないようにするため、天板波板のみ外れるようになっているらしい。


波板の固定は支柱のアングルに　下のようなＬ型フック？で止めてある。支柱が木材の場合は傘釘、傘ねじというもので固定するようだ。



Ｌ型フックの材質は、樹脂系（ポリカーボネイト、プラスチック製）、これは波板にあけた穴にＬ部を通してから上部のつまみを回してアングルに引っかかる


あるいは金属（ＳＵＳ３０４、鉄クロメートめっき）　こちらは上部のナットもしくは
十字ねじ部を回して固定

耐久性、値段は　当然ＳＵＳ３０４、鉄、ポリカーボネイト，プラスチックの順。
ポリカ１０個で１３８円、プラ１００個で６９０円だった　ＳＵＳは一個１８円

さて家のカーポートの波板を固定していたＬ型はプラスチックであった。脚立を使って波板の上を眺めてみると、傘の部があちこち欠けていたり欠損したりしていた。
確かにプラスチックでは耐候性耐久性とも１０年も持たないだろう。
で、後部カーポートの固定していたＬ型を外してみると下写真の　上部左側の形状、同右側は新品のプラスチック製。黒い部分はクッションパッキンである。

今回波板が外れた前部カーポートのＬ形は下の２つ。　Ｌの長さが異様に短い。これでは引っかかり寸が少ない。　支柱のアングルの引っ掛ける奥行きが少ないのだ。　この形状のＬ型ステーは標準でなく、ネットで調べてもホームセンターでも見当たらなかった。　業者に頼むとお金がかかるし・・・


仕方がないから自分でプラ製のもののＬ型寸を短くカット、加工し取り付けることとした。１００個入りのプラ製のｍのをジョＹフルホンＤで購入、６９０円。ポリカーボネイトのものはカットがしにくいので今回妥協してプラ。　ジョＹフル、カンＳキ、セキＴＹＵーと見て回ったがポリカのＬ型フックが合ったのはセキＴＹＵ－だけだった。
L寸は２１ｍｍ、後部カーポートは２１ｍｍジャストフイット、前部は１９ｍｍでもよかったがパッキンの部分があるので穴に入れやすさを考慮して。



Ｌの長さを短くつめるのに、ニッパで切り形状をカッタで削り　１００個くらい作成。えらく手間がかかる作業だった。　また外れた波板は真中の２枚だが、端から止めていかないと全部止められないので結局、　後部カーポートの手前から順次外し８枚前部はずした後、１枚（２波ほど隣接する重ねる部分があるが１枚あたり１５個のＬ型フックを使う）ずつ　Ｌ型フックを波板の穴に入れ、つまみを回してアングルに勘合させとめていく。全部新しいＬ型フックになった。しかし入れられない部分、手前味噌なので固定が？な部分有り。最後は道路に面した部分で波板固定取り付け完了。結局　調査／部材調査めぐり／買出し含め　土、日曜２日かかった
波板の交換はまた時間の空いたときに・・・

波板なのだがどちらもガラスネット入り塩ビ　を使っている
今はほとんどポリカーボネイトのようだ

ポリカ波板は、プラスチックのなかでは高いレベルの耐衝撃強度を有するポリカーボネート樹脂を素材としてつくられており、飛来落下物にも簡単には割れません。また、耐熱・耐寒製定評があり、さらに表面を耐候処理しているので、直射日光や風雨による影響が少なく丈夫で長持ちします

耐用年数：
ガラスネット入り塩ビ　５年
ＦＲＰ　１０年
ポリカ　１５年
トタン　錆びて穴が空くまで

後部カーポートの波板が穴もあいているしひびがあるしもう耐用以上に使っているので
ＤＩＹで今度交換してみよう。　おっと穴をあける電動ドリルを購入しなくては・・・
カンＳＥキでリョービのものがＡＣ１００Ｖタイプ４８００円くらいだった。　もっと安いものをネットで探してみるか・・
ポリカの板８尺　（２４２０ｍｍ）　１枚１６００円にて購入
８枚だと１２４００円か　痛い出費だな　まあＤＩＹだと安くあがるしね