徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2024京都紅葉・嵐山/宝厳院

2025-01-12 22:36:28 | 京都散歩
2024 11/28 京都市右京区嵯峨天竜寺 宝厳院

臨済宗天龍寺派の寺院。大本山天龍寺の塔頭。山号は大亀山。本尊は十一面観音


庭園「獅子吼の庭」


変遷を経た庭園に、天龍寺の御用達庭師・曽根造園さんにより再現された策彦周良禅師の庭園が加わった“獅子吼の庭”。順路の序盤に登場する枯山水庭園は嵐山の借景と、大きめの玉石によって表現された“苦海”がその特徴の一つ。


三尊石・苦海・獣石
獅子の咆哮に諭され、先を競って苦海(丸い黒石で表現)を渡り釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二の干支)を表している。苦海を渡りきれない諸人のために舟(舟に似せた石)を配し万全を期している。






苑路を進むと行く手を阻むかように現れるのが碧岩(みどりいわ)である


碧岩は龍安寺の山手から産出してきたものであり、2億年前の海底に堆積した微生物などが水圧で圧縮されてできた「岩石」とのこと。








獅子の顔をしているところから、獅子岩と呼ばれる


碧岩と同じ石質は「岩石(チャート)」であり、獅子の顔をしているところから、獅子岩と命名されている。寛政11年(1799年)発行の『都林泉名勝図鑑』(秋里籬島 著)に記載されている。




豊丸垣
竹の小枝を下向きに重ねた垣。怡も昔の田植えの光景に藁や麦わらで作って着ていた蓑に似ている事から蓑垣の名称がある
























最新の画像もっと見る

コメントを投稿