徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

日本禅宗4大道場「雲巌寺」紅葉 2020

2021-03-05 22:25:29 | 2021栃木歳時記
2020 11/21 撮影 栃木県大田原市黒羽 『雲厳寺』
昨年の紅葉の写真になってしまいましたが・・
最近出かけていないので

この『雲厳寺』は、臨済宗妙心寺派の名刹として、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで「日本禅宗4大道場」の一つに数えられている由緒正しき名刹です。


石柱門の先には武茂川にかかる、朱塗りのそり橋『瓜鉄橋(かてっきょう)』。東山五橋にも数えられているこの橋の名の「瓜鉄」とは「子孫が長く続いて繁栄すること」を意味しています。






山門をくぐると正面に、長い歴史の威厳と風格を持った獅子王殿があります














松尾芭蕉が「おくのほそ道」で最も長く滞在したという黒羽。松尾芭蕉が奥の細道の旅の中で最長の14日間を過ごしたそうです。仏頂和尚に逢いに訪れました黒羽に到着して3日目の4月5日に雲巌寺にある参禅の師、仏頂和尚の山居跡を訪ねた時の句です。
『啄木(きつつき)も庵(いお)は破らず夏木立』 




キツツキは寺ツツキの異名があり、寺の屋根をも壊すとされる鳥です。そのキツツキでさえも、敬意を払い仏頂和尚の庵は破らずに、夏木立の中に今もこうして残っているとの思いを詠んだ、師への尊敬の念を込めた句です






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