徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

西陣散策 五辻通

2012-03-05 02:32:26 | 京都散歩
西陣散策 五辻通

五辻通
東は大宮通から西は北野天満宮東門前の御前通までの約1.2kmの通り。織物や機業の町家が点在する。
通りは車1.5車線くらいの幅



鳥岩楼を後にして五辻通を西に向かう


鳥岩楼の対面にある 本隆寺


本隆寺は法華宗真門流総本山。江戸時代に大火があったが、奇跡的に残り不焼寺(やけずのてら)という異名を持つようになったという


虫籠窓、格子戸の間口も広くて立派な町屋作り。中屋根右の方には鍾馗様の像も。


こちらのお宅には防火水槽が。すみません勝手に撮らせて頂いて


さらに西に進むと五辻殿跡の説明と石碑。
この辺りは、平安末期から鎌倉初期にかけて、藤原成親の五辻第、鳥羽天皇の皇女で賀茂斎院をつとめた頌子内親王の五辻第斎院などもあったと言われています


今は応仁の乱の山名宗全の邸跡を伝える石碑が残るのみ。その邸は西軍の本陣となり、西陣の名の由来になったということです


石碑の場所から西を見たところ。
別の日に撮った夕方近くの写真を昼間の写真と混ぜて貼り付けているので色彩がおかしいですが・・


南北に走る千本通との交差点。この先も千本五辻通り


千本通を渡って 振り返ると角にある老舗の「五辻の昆布」明治35年創業


千本通沿いの やはり老舗の漬物店 近為


この石像はなんでしょうか?


千本五辻通りをさらに西へ。このあたりは風呂屋町というようです。赤い消火詮入れに書いてありました。


左手に千本釈迦堂の参道がある本堂(釈迦堂)は、京都市に現存する最古の仏堂遺構で、国宝に指定されています。12月には無病息災を願う大根炊きで賑わいヲ見せる


この家も何かの工房か町屋工場のようですね。中屋根に乗っている機織の機械のシンボルを見るとやはり織物や機業関係でしょう。洒落てます


西の方へ。もう日没が近いので・・


奥行きがあります。木の測壁がいい味だしてます。
町屋造りの歴史を感じます


やがて北野天満宮東門で五辻通は終わります。右手にあるやきもちの天神堂。鳥岩楼に行った日の昼間に撮影した画像


北野天満宮の門前菓子です。やきもちは上賀茂神社でも門前菓子で同じようなものがあったし、下賀茂神社でもあります。下賀茂はみたらし団子の方が圧倒的に有名ですが


1個100円 薄めの大福。少し粉がふいている。


五辻通の左手からは。上七軒の通りが合流します


老舗の和菓子店「老松」です。上七軒の通りを少し入ったところにあります。ぼんぼり?が下がっていて通りのお茶屋風景に溶け込んでしてショーウインドもないので暖簾をよく見ないとここが菓子店とは気づかないで過ぎてしまうところだった


店の中に入ります。奥が工場というか製菓所


有職菓子 長らく京都御所などに収めて来たのでしょうね。 "流鏑馬”という日持ちする小型どら焼きタイプの菓子を買って帰りました




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