徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2024烏山の山あげ祭

2024-09-08 22:47:36 | 2024栃木歳時記
2024 7/28 那須烏山市
栃木県那須烏山市で460年あまり継承される夏の風物詩、国指定重要無形民俗文化財の「山あげ祭」が7/26日、同市中心部で開幕した。



八雲神社前に各町の神輿、屋台が集合










仲町屋台  鍛治町屋台 日野町屋台 元田町屋台 金井町到着


ブンヌキ
ブンヌキとは、各町の屋台が集まって行われるお囃子の競演です。相手よりもリズムの良さ、音量の大きさと力強さ、持続力などを競います。この名称には諸説あり、「屋台の障子をブン抜いて行うから」、「空をブン抜く程の音量だから」など様々です。  まず、当番町の屋台が八雲神社の鳥居を背にして止まります。その他の町はそれを取り囲むように集まります。当番町の木頭の合図でブンヌキが始まり、笛、太鼓、鉦が万雷のごとく響き渡ります。囃子方の交代は一切できません。それはその町の負けを意味します。






野外歌舞伎  開演時間の40分まえには予定場所にて待機 
何も無い道路や広場に、当番町の屋台が到着し、そこから開演の為の設置準備が始まります。当番町の御拝(屋台)は、祭り期間中いかなる時でも後退する事は認められていません。


御拝(屋台)の停止位置が、舞台や松・波・舘・太夫座敷、山(大山・中山・前山) 等の設置場所の基準になります。

次に山の基本となる土台を、設置します。山担当主任は「山をあげる時に障害物を 避けられるか」「山があがった時、どのように見えるか」等の計算をしながら若衆に 笛一つで指示を出します


大山・中山・前山の各部所同時に数十人の若衆が、山を取り付ける竹を縄で縛ります。その竹にハリカ山(烏山和紙を幾重にも貼った山)を取り付けます。


木頭の拍子木と笛の合図で、前山・中山・大山の順に次々と上がります。


山とは、網代状に竹を組んだ木枠に烏山特産の和紙を幾重にも貼りその上に山水を描いた「はりか山」の事です。その「山」を人力であげる事から、「山あげ」と呼ばれるようになりました。





特に、高さ約 10mにもなる大山をあげる時は迫力満点です




最終日の夜の公演、芸題「戻橋」。野外歌舞伎は当番町を中心に各日5回催され、28日午後9時から千秋楽。当番町の仲町と鍛冶町、日野町の3町が「戻橋(もどりばし)」「将門」の芸題を披露。猛暑の中、大勢の若衆も舞台の裏方として野外歌舞伎を盛り上げた。今年の猛暑により36℃以上の気温の時は、野外公演は休止の措置も取られたようだ





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