徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

US. M-1945 カーゴバック

2016-01-17 22:34:29 | 自衛隊基地祭他ミリタリー関連
M-1945 カーゴバック
前述の記事のM-1944フィールドバック、X-サスペンダーとセットになっていたものを宇都宮の古着屋で購入
コットンキャンバス製 37 x 25 x 13cm(W x H x D)  使用感ないデッドストック品

正面のストラップは、雨蓋を閉める物が両脇に、中央に荷物のコンプレッション兼1944フィールドパック接続用のハーネス1つ


裏面は両脇にDリング各1、これはやはりM-1944フィールドパックからつるす紐を通すものなのか?
同じく中央にコンプレッション兼接続用のハーネス1つ


雨蓋の上から見たところ。上面にキャリングハンドルがついていて単体で手提げカバンとして使用出来る
前後左右4か所に底面の方から1944フィールドパック接続用のハーネスが伸びている。
キャリングハンドル近くには4か所のやはりバッグ接続用の金属リング。 この形式は初期型の特徴


雨蓋の裏側に記載があり・・


製造メーカー INLAND MFG Co.INC    1945年製


収納内部上面にやはり防水用のゴム引きライナーが縫い付けてある


M-1944フィールドパック接続用のハーネスはぶらぶらさせておくわけにもいかないので単体使用時は・・




上部ハンドル付近の金属製のリングの間にリングを通し、ハーネス先端を入れる


そんな要領で4か所固定。 マニュアル無いから推定だけど


じゃあM-1944フィールドパックの下に取り付ける(というかつるす)のはどないするんや?
これはM-1944フィールドパックの底面にある4か所(+2か所Dリング)の金属リング


これにM-1945カーゴバックのさっきほどのハンドル近くの4か所に金具を結合するんだ。そしてハーネス先端を入れる


ややこしいことこの上ない。マニュアルが無いからあくまでこうだろうという推測で付けている


そしてカーゴバック裏のDリング2か所に、フィールドバックからのハーネスを通して吊るすような形・・本当にこれでいいの?


これが上のフィールドバックのハーネスとバックルだよ(反対側)


接続完了




ネットから拾ってきた実使用時の写真  これで見るとさっきのフィールドバックの吊るすハーネスは天幕というかテントの
畳んだみたいのを両脇で固定するのに使っている


M-1945カーゴバックは内部には、予備の下着や私物、食料など戦闘時にあまり必要ではない物を収納しておいた様だ。
現在、ネットやオークションで多く出回っているものは1951年製のもの、恐らく朝鮮戦争用に大量に製造されたのだと思われる。
上のような上下のバックの接続は面倒なバックル接続式でなく、改良点としてクイックリリース接続ストラップになっている。
1945年式のカーゴバックの様に4か所から出ているストラップがなくなり、雨蓋を閉めるストラップと、フィールドパックと連結する
ストラップが兼用となっている。 また天蓋裏面に使用説明/取り付け説明図のタグが張り付けてある

またキャリーオンバッグ単体として使用するために、カーゴバックのクイックリリース接続ストラップを切断したものも多く見受けられるようだ。


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