昨日のことだが、青梅通りと山手通りが交わっている交差点で信号待ちしていたら、後ろから車にぶつけられてしまったぜ。
突然バイクが浮かび上がって、どうしようもない力で転倒させられてしまった。
さすがの俺でも「初めてフリーザを目撃したクリリン」のごとくどうすることもできなかった。
俺の前にいたビックスクーターがクッションになったおかげで大した事故にはならなかったのが不幸中の幸いってやつだな。
因みに俺は毎日筋トレをしていたおかげで、かすり傷ひとつで済んだぜ。みんな筋トレを馬鹿にするけど、こういうときの為の筋トレなのだよ。
だがバイクは筋トレできないからそうはいかない。マフラーがひしゃげて、転倒したせいでカウル等がぼろぼろになってしまったぜ。4,50万ってとこか?なんせ俺のバイクは高級だからな。
加害者の奴は20代の若者で、リーゼントみたいな髪型のため第一印象は最悪だ。最悪拳で解らせる必要があると思っていたが、割と常識人で良かった。
とはいえ、下手に出たら付け上がるかもしれないので、ちょっと脅してやろうかとも思ったが、俺と一緒に巻き込まれたビッグスクーターのおっちゃんが俺の分まで怒鳴り散らしてくれたので、俺の出る幕ではなかった。
因みに加害者の言い訳は「ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまった」だ。
この前車で商店街の狭い道を通った際、歩行者はまるで車が見えていないかのように絶対に避けてくれなかったけど、今回のような馬鹿なミス一つで大惨事に繋がることも有りうるわけだ。
今回の教訓としては「周りの車を信頼するな」ってことだな。
そんな事故だったが、自走には問題なくてそのまま贔屓にしているバイク屋に行って修理の見積もりを依頼してきた。
今回は相手が100%悪いから、相手の保険でカウル全とっかえだぜ。
結構、曲がってるな。
スイングアームが曲がってるように見えるのは気のせいか?自走できたんだもんな。